牡羊座1、牡羊座2、牡牛座1、牡牛座2、双子座1、双子座2、蟹座1、蟹座2、獅子座1、獅子座2、乙女座1、乙女座2、天秤座1、天秤座2、蠍座1、蠍座2、射手座1、射手座2、山羊座1、山羊座2、水瓶座1、水瓶座2
魚座1回目
水のサインの最後、魚座。水は水でも広大な「海」が魚座だそうです。

ユング心理学で海は集合的無意識。人々の夢に現れるイメージには共通するものがあることから、個人の人生経験を超えた人類共通の潜在意識があるんじゃないか?と考えたユングは、それを集合的無意識と呼んだようです。
寝てる時、ふだん考えもしない荒唐無稽な夢を見たら、それは集合的無意識からやってきたのかも。
先人フロイトは無意識を良くないものと捉えてましたが、ユングは集合的無意識に創造性をみたんですね。インスピレーションの源、イメージの宝庫、このユングの考えが占星術に取り入れられたから、海と関連づけられる魚座は「芸術家」「神秘家」とも。
しかし海でひとたび嵐が起きれば、船は操縦不能、方向も定められない、流されるままになる。

集合的なものに入っていくネガティブには、集団心理やノリに流されてしまう危険があるということ。1つ前の水瓶座でも、全体主義に陥る可能性がみられましたが、12サインの終わりのほうは個の自我が弱まりきるとこですもんね。
後半は、魚座がみている2つの世界について

上へ泳ぐ魚と、水平に泳ぐ魚。霊的方向に向かうのと、物質的な次元にとどまる2方向を表してるようです。
魚座はキリストのサインと言われるように、スピリチュアルなイメージがありましたが、現実世界で夢を見るタイプもあるとのこと。「石油王と出会いたい」とかが物質次元での現実離れですかね。
現実世界で夢を描くほうの魚座は数秘の6っぽいと思ったりしました。水瓶座の理想が5で。違うか。
魚座が対応する身体が「足」なのは意外です。大地=現実に引き戻すためでしょうか。でも魚は地面にいないし足もない。広い海を自由に泳いで現実の枠組みを超えていったからアインシュタインのような天才も出現したのですし。
バランスをとりましょうということですかね。集合的無意識や夢と、現実の。お手本はイルカ!魚ではなく哺乳類なのに海で生きている、これが”適切な魚座の象徴”の1つみたいです。
この神話と占星術シリーズを続けてくださってる皆さまには、魚座ルーラーの海王星回も思い出していただくといいかもしれません。
次回いよいよシリーズ最終回です。1回目ではテキストの半分も進まなかったので残り多いですが、伊泉先生の見解での魚座まとめも聞けるといいな。
神話で読み解く占星術の12星座の物語
- 魚座2回目:3/10
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
ご予定が合わない方も、終わった星座も、録画でもご受講いただけます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html
コメント