牡羊座1、牡羊座2、牡牛座1、牡牛座2、双子座1、双子座2、蟹座1、蟹座2、獅子座1、獅子座2、乙女座1、乙女座2
今回から天秤座
天秤座は人間でも動物でもない機具「天秤」
だから昔々のオリンポスの天秤座ルーラーは鍛冶・工芸の神ヘファイストスだった?
古代エジプトの話題もいくつか。死者の審判は有名ですね。生前の行いを測る天秤が釣り合わないと、怪物に心臓を食べられてしまう。
生き方を問われる秤と違って、天秤座の秤は人間関係に働くようです。人と比較しながら釣り合ってるか、合うか合わないか。対等でない人間関係は濾過される(医療占星術で天秤座に対応する部位は腎臓)
好き嫌いじゃなく、天秤の法則で相手を測るのなら、天秤座のルーラーに愛の金星をおくのは疑問。情熱的に恋愛してたアフロディーテ(金星)よりも、夫ゼウスに対等な関係を求めたヘラ(小惑星ジュノー)が合うのでは?という説も。
7番目のサイン天秤座が7ハウスと結び付けられることからも、7ハウス=結婚=結婚を司る神ヘラ(ジュノー)をルーラーに持ってくるのは突飛じゃないです。
(小惑星編 ジュノー1,ジュノー2でも天秤座とのつながりがありました。テキスト本『占星術と神々の物語 ーホロスコープの中の元型』第11章ジュノーp.166.〜178.)
恋愛と結婚は別物、配偶者との間に真のロマンスはない…ではロマンスとは?愛の話は次回に続きそうですが、著者たちは、天秤座の人間関係を恋愛や結婚のような一対一の関係に限らず、もっと広い他者との関係とみたいようです。
そうすると処女神アテナも合いそう、感情よりもバランス重視。アテナ女神は牡羊座でも登場してますが、オポジションの天秤座にもマッチするようです。星座と神々が一対一対応じゃないのもおもしろいところ。
牡羊座からここまで成長してきて、ようやく他者とのバランスがとれるようになった、自己からいちばん遠い天秤座。
続きもお楽しみに…
神話で読み解く占星術の12星座の物語
天秤座2回目:10/14
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
ご予定が合わない方もあとから録画でも受けていただけます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html
終わった回(牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座1)も録画受講していただけます。
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