1回目:天王星1、2回目:天王星2、3回目:天王星3、4回目:天王星4、5回目:海王星1
海王星2回目は、ディオニュソス神話の続きから、ポセイドン/ネプチューンの海が象徴するものをみていきました。
- 水面下の集合的無意識―夢・イメージ・幻想
- 海では方向感覚が失われる
- 海には境界がない、ひとつながり
これらは海に潜る人なら体感してるんじゃないかなぁ。

水はゆらゆらして、海中の視界は地上よりぼんやり。それがまた幻想的で魅惑的。夢の中にいるよう。魚といっしょに水に体をまかせてると、自然と一体化したような気分にもなる。
いつまでも浸っていたい。時間を忘れ、現実を忘れる。空間も忘れる。海中では自分が今どこにいるかわからなくなることもしばしば。亀を追いかけてって

ふと水面に顔をだしたら、あれ?思いがけず遠くまで運ばれていて、迷子になっていることも。危険はあっても、渡世に疲れると海底に逃避したくなる。「魔力下」に入ってる。
そんな海王星の「現実ばなれ」から引き戻してくれるのが土星であります。地に足つけるための重し。でも土星ばっかりでも夢がない。バランスが肝心。
そして境目がない海のように自他の境界線がなくなってくと?も海王星のテーマ。人の痛みを感じられる人になる、一方で、みんなが一つになったら「私」がなくなってしまう。特にしたいこともない、好みもない、特定の人への愛着もないとしたら、人生ってなんなんでしょうか。パーソナルプラネットとのバランスもまた重要なんですね。
伊泉先生は映画を例に、海王星的感情と月・金星の感情のあり方をお話くださいましたが、今やってるマトリックス・レザレクションズもまさにそうでは?!「世界を救う」と「恋人を救う」の両方。
海王星は自我を弱めて、自分が何をしたいかわからなくしつつも、大きな夢や理想を思い描く力も持つ。描いたヴィジョンが導いてくれる。海王星は天王星(論理・思考)を超えた先にある星だから、「合理的に考えたら無理」とか関係ない、理想を描け!
スピリチュアルに言うなら「第三の目」を開かせる(チャクラでサードアイはインディゴ=深海の色なのが個人的に興味深い)。「本能」に頼るという話も最後に出ました。ちょっと違うかもしれないけど、ナビやスマホがなかった昔は道に迷っても野生の勘で行けたのに、今はすぐ画面見ちゃうからカンが鈍ってるなぁと思ったり。
「本能」の話は次回に続くみたいです。
ご参加の皆さまで、ご自身のホロスコープの海王星のアスペクトをみられて早速メールくださった方も。おもしろいですね!私も今まで意識してなかった海王星アスペクトを発見しておののいてます。
次は1/21,海王星の残りあと少しから冥王星に入ります。またお待ちしてます。
天王星・海王星・冥王星を深く学ぶ―神話の「元型」とトランスサタニアンの意味
講師:伊泉龍一先生
次回1/21,以降2/4,2/18,3/4,3/18
夜8時〜9時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
終わった回も録画で受講いただけます。
- 1回目「天王星」1
- 2回目「天王星」2
- 3回目「天王星」3
- 4回目「天王星」4
- 5回目「海王星」1
- 6回目「海王星」2
お申込みはこちら↓
- 神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星)
- 内なる「女性性」の元型としての小惑星―女神たちの伝承と小惑星(ケレス、パラス、ジュノー、ベスタ)
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