伊泉先生はたくさんのタロット講座をされています。「どれがどうなの?」ご質問がありましたので、ちょっとまとめてみます。
まず、タロットの種類によってわかれています。
- マルセイユ版講座
- ウェイト(ライダー)版講座
- トート・タロット講座
- タロット全般についての講座(歴史、心理学や生命の木との関連など)
そして、マルセイユ版、ウェイト版それぞれに、大アルカナ編、小アルカナ編、リーディング(占い方)編にわかれています。
マルセイユ版 | ウェイト版 |
大アルカナ編(16〜20時間) 小アルカナ編(8〜9時間) リーディング編(4時間) | 大アルカナ編(16〜20時間) 小アルカナ編(8〜9時間) 占い方(4時間) |
「どのタロットでも同じカードなら同じ意味」と思ってらっしゃる方もあるかもしれませんが、デッキが違えば、同じ名前のカードでも意味が違ってきます。占い方も、それぞれのデッキに合うものがあります。別々に学んでいきます。
受ける順番として、先生がおすすめされているのはこの順↓
- マルセイユ版
- ウェイト版
- トート・タロット
「初心者向けはウェイト版」と思われがちですが、伊泉先生からは「伝統的なマルセイユ版が初心者向け、マルセイユを先に学んでから、ウェイト版などに取り組むほうが理解しやすい」と伺っております。
マルセイユ版タロットは、この順に受けていただくのがおすすめです。
- 大アルカナ編22枚
- 小アルカナ編56枚
- リーディング編(78枚ぜんぶ使用)
大アルカナだけは、各地のカルチャーセンターでも受けられます。たとえば「基本から本格的に学べるタロット――占い方からカードの絵の意味まで」(伊泉先生のサイトの講座スケジュールをご参照下さい)
ただ、進むペースがゆ〜っくりなんですよね。集中講座との違いはこちら↓
集中講座 | カルチャーセンター |
大アルカナ編:4時間☓4〜5回 | 大アルカナ:1時間半☓20回くらい(約2年) |
小アルカナ編:4時間☓2回 | 小アルカナは開催なし |
リーディング編:4時間☓1回 | 左と同じ内容のは開催なし |
ウェイト版タロットの基本形は
- 大アルカナ編22枚
- 小アルカナ編56枚
この2つで一枚一枚の解説が聴けます。カードの説明なしで、占い方(78枚使うグラン・タブローなど)だけの講座もあります。
ほかに、周辺知識と組み合わせたウェイト版講座があります。たとえば以前こういうのをお願いしました。
- 「世界」からたどるウェイト版大アルカナと生命の木
- 自己成長と自己変容のタロット――「フールズ・ジャーニー」としてのタロット
- レイチェル・ポラックの『タロットの書』―神話と心理学的な観点から導かれた 1980 年代以降のタロットのイメージの世界の原点を理解する
また、ウェイト版を学ばれるなら「生命の木」講座も受けられるのをおすすめします。
トート・タロット講座は、当校では単発の入門編しかまだ開催できておりません。78枚ぜんぶの解説には3年かかるそうなのです。それだけの長丁場となると、気軽にはお引受いただけなくて…
あと、特定のタロットを一枚一枚解説するのではなく、タロットの世界を全体にみていく講座もなさっています。たとえば
歴史や関連知識の講座は、占いに直結はしませんが、カードに深みと奥行きをもたせてくれる内容です。タロットの学びを深めたい方は、聞いていただくとよろしいかと思いますですよ。
コメント