1回目牡羊座1、2回目牡羊座2、3回目牡牛座1、4回目牡牛座2、5回目双子座1
双子座2回目は
- 二面性
- 医療占星術で双子座は腕・手・肩・肺
- 子どものような好奇心
- オポジションの射手座との対比
前回でも出てきた「二面性」が別の形で繰り広げられます。
だいたい双子座ルーラーの水星:ヘルメス神に二面性がありますよね。知性の神でありながら泥棒の神でもあり。
The left hand doesn’t know what the right hand is doing. 「右手がしていることを左手は知らない」、ちぐはぐなことをしてる?
天の双子座カストルとポルックスは、一緒に生まれたのに、一人は人間、もう一人は神の子。地上と天上、肉体と精神、西洋で分かたれているものを象徴するような双子です。

死んでしまったカストルと離れ離れになるのを悲しんで、不死を捨てたポルックス。仲良く双子座になりました。分離した双子が再び一緒になったのは、統合するのを良しとするユング派的にはめでたしめでたしでしょうか。
地上を離れて天にあがる、これは空気のサインの特性でもあるようです。地に足をつけて生きるより物質から自由になりたい?
そして空気は吸って吐くもの。双子座が対応する体の部位のひとつ、肺と関連しますね。また象徴的には、情報を吸い込んではすぐ吐き出す(しゃべる)、水星的なコミュニケーションの動きに似てて、なるほど、肺かぁと思ったのでした。
水星的な知性って、次から次へ移っていく軽やかさもあるじゃないですか。翼の生えたブーツを履くヘルメス神のように飛んでいく。

双子座の、子どものような好奇心もそうですよね、あっちこっちへ。大人のように固まってないから、いろんなものに「手」を伸ばしてく(手も双子座の部位)。深堀りするとか一点集中じゃなく。
反対の射手座も矢だから飛びますけど、射手座の矢は理想を追求してどこまでも…だから動きが違います。
さて、伊泉先生がおっしゃるには、今回の双子座後半のテキストは(うまく書けてるとこに比べたら)具体例の説明が足りないようで、テキストの着眼点をもとに、自分なりに想像力を広げて日常の例にあてはめてみたら?というお話でした。
講座内では、そのヒントになる伊泉先生の連想もお聴きできました。終盤では、季節との対応での双子座イメージもお話いただき、全体が今一度整理された感じです。
このあとの星座も、後半には伊泉先生の解釈をプラスしてお話いただきますよ。本には載ってないところもお楽しみに。
次回7/1から蟹座です。蟹座の皆さま、来月だけでもお聴きになってみませんか?
神話で読み解く占星術の12星座の物語
- 蟹座:7/1,7/15
- 獅子座:7/29,8/19
- 乙女座:9/2,9/16
- (天秤座よりあとは未定)
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
ご予定が合わない方は、あとから録画でも受けていただけます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html
終わった回(牡羊座、牡牛座、双子座)も録画受講していただけます。
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