牡羊座1、牡羊座2、牡牛座1、牡牛座2、双子座1、双子座2、蟹座1、蟹座2、獅子座1、獅子座2、乙女座1、乙女座2、天秤座1、天秤座2、蠍座1
蠍座1回目では「死と再生」で変容し、「蛇の叡智」を身につける、というような話題がありました。
「死と再生」ってタロットの「死」のカードでも言われます。
古い自分が死んで新しい自分に生まれ変わる、意識の死。神話で太陽神(自我)が地下世界に攻め入ったり、蛇を殺しにくるのは自我を保とうとしてる姿?
まして蠍座は固定(不動)サイン、変化に抵抗がある。それでも新しい私にならざるをえないのは「他者との関係」に何かが起きたとき。
蠍座1回目で、タロット「女司祭」の「私とは何者か?」という問いが出てましたが、蠍座での「私」は「私たち」、他者と一体化した私がアイデンティティになるようです。
地下世界に降りていった神話には、愛する人との別れや子離れの痛みが描かれます。
上の絵のオルフェウスは死んだ妻を連れ戻しにいった、デメテルは冥界に連れ去られた愛娘を取り戻そうとした。
感情的に深いつながりがある相手がいなくなるのは、私が死ぬようなもの。水のサイン蠍座のemotionがモーションする。
神話は夫婦や親子でしたが、切っても切れない間柄は、あらゆる人間関係にあると伊泉先生が補足してくださいました。たとえば仕事で関わる人とでも。なるほど、恋愛や家族に限らなければ、私も「私たち」の感覚がわかりました。関係の深まり、なるほどなぁ。
そんな「私たち」が別れなきゃならなくなったら?一体化してるのだから、身を裂かれるようなものでしょうか。離れたくない執着心にも気づかされるでしょうか。
別れをとおして新しいアイデンティティを見つけるまでが「死と再生」ですけれども、「再生」は次の射手座でじゃないかというお話でした。再生の象徴フェニックス、焼け死んでも生き返る鳥は火のサインのが合いますよね。
次回11/25から射手座です
神話で読み解く占星術の12星座の物語
- 射手座:11/25,12/9
- 山羊座:12/23,2023/1/13
- 水瓶座:1/27,2/10
- 魚座:2/24.3/10
講師:伊泉龍一先生
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
ご予定が合わない方もあとから録画でも受けていただけます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html
終わった回(牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座)も録画受講していただけます。
この講座でテキストに使っている本「占星術と神々の物語―ホロスコープの中の元型」
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