「愚者」「魔術師」「高位の女司祭」「女帝」「皇帝」「秘技の司祭」「恋人たち」「戦車」「力」「隠者」「運命の車輪」「正義」「吊るされた男」「死」「節制」「塔」「星」
【月】のカードが出たときに「伝えるのが難しい」と感じてる皆さまに向けたお話です。
「月」のカードは、本には「不安」「恐れ」と書かれてる。「不安なカードが出ています」というと「当たっている」と言われる。問題はそのあと。「どうしたらいいですか?」と聞かれるとき、なんて言えばいい?
そこで生命の木!「月」が該当するパスの意味に重ね合わせたら、不安が現れたときにどう向き合えばいいか、一歩進んだメッセージをお伝えできる、というお話でした。

「月」は上図の10と7をつなぐパス。10は現実世界、7は感情、現実にあるものを見て、感情的反応をする。だから不安な感情が湧くともいえるだろうけど、不安になるのは考えるからでもある(7の反対側の8が思考)。

「月」のカードの真ん中の道は、山の向こうに消えている。「この先はどうなるの?」わからないことを考えなければ不安も生まれないのに、人間、思考のほうが強く働きがちなんですかね。わざわざ考えて心をざわつかせている。
「月」が出ていたら思い出せ。思考を停止して感覚を開くこと!
お話きいてて思いました。思考が強まっている時って、たしかに感覚が閉じてるかも。(ちょっと違うかもしれないけど)ビジネスランチ等であれこれ考えながら食べてると、おいしいはずのお料理も味の印象がまったくなかったりする。頭が忙しいと胡散臭さを感じる嗅覚も鈍ったりして?!
想像するに、恋愛でも「私どう思われてるんだろう」「この先どうするつもりなんだろう」とか考えてたら、せっかく会っててもその時間を味わえないのかなーって。一緒にいるときをただ楽しんでたらよくないか?続くかどうかはおいといて。
恋愛感情はそう簡単に割り切れないかもしれないけども、、先のことを気にしなかったら不安にならないのはそうじゃない?
生命の木から追加される「月」のメッセージは「何かおもしろいものを見つけてみよう!」
「何やったらいいか」「どうしたらいいか」考えるのをやめて、金星(7)の「人生を楽しもう!」という気分で、現実世界で出会うものを体験する、そのとき10-7のパスが開通するのかな。

本『生命の木―ゴールデン・ドーンの伝統の中のカバラ』でも、著者のグリアさんが感覚を全開で語られてるとか。あとで読んでみよう。
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