レポ★タロットの大アルカナと共に学ぶ「生命の木」1の4回目パス29「月」2021/7/14

1回目パス32「世界」2回目パス31「審判」3回目はパス30「太陽」

4回目はパス29(セフィラー10と7を結ぶ線)とタロット「月」、”わからない”がテーマでした。

木のちょうど反対側のパス31(10-8)は”噛み砕く” 分析してわかろうとするところでしたが、”世の中にはわからないこともある” が今回のパス29(10-7)。

説明できないもの、例外、自分基準とずれてるものなど、得体が知れない何かに出会ったときの不気味さ、不安、恐れ。

ウェイトはそれを水からあがってこようとするザリガニで表してるそう。

そして、ザリガニがあがろうとしてる地面から続く道は山の向こうへ消え、道の先は見えなくなっています。先のことはわからないですよね。

”わからない”のを受け入れられるかどうか。わからないと気持ち悪い、不安に向き合うのが怖いと、やってしまいがちなことがあるようです。

  • わからないことは見ない、聴かない
  • 信じたいほうを信じる
  • わからないままに鵜呑みにする
  • 不安を打ち消そうとする

など…。はぁぁ、これでは現実に背を向けて生きるようなもの。

じゃあどうすればいいか?

伊泉先生があげてくださった ”地球の歩き方” の話が個人的にはまりました。インターネットがない時代、海外放浪者の命綱だった本。といっても刷られた情報は最新じゃないし、載ってないことも多く、前もって調べられることは限られてます。わからんことだらけでも、現地に行ったらその場その場でなんとかやってたなぁと思い出しました。

旅で思うのは、あらかじめ全部わかってるとつまらないってこと。迷子になったから予定外の美しい街並みに行き着いた、とか、現地の人がスクーターに乗せてくれてローマの休日ができたとか、思いがけず起きた出来事のほうが記憶に残っています。

人生もコントロールしようとしすぎず、「太陽」の子のように手放しで馬に乗ってみると開ける世界がありそうです。

今回のパスはセフィラー7ネツァク(感情)に向かっていく最初のラインですが、なかなかいけない、つまずく場所だということでした。

グリアさんはこの本のネツァクのとこで、こう書いてます。

西洋の主要な文化的伝統は、知性を偏重し、情動には難色を示すという強い偏見をいだいてきた。

―生命の木239ページより

理性>感情、合理的であろうとしすぎるのも病的だなと思わせる回でした。

次回7/28はパス28と「星」。ここも今回のパス29と同じくセフィラー7ネツァクとつながっています。感情の別の反応をみていくようです。

タロットの大アルカナと共に学ぶ「生命の木」

【第1弾】マルクトからヴェールを抜けるまで

講師:伊泉龍一先生
次回7/28,8/11,8/25,9/8,9/22,隔週水曜。
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000

終わった回は録画配信できます。

  • 1回目:パス32/タロット世界
  • 2回目:パス31/タロット審判
  • 3回目:パス30/タロット太陽
  • 4回目:パス29/タロット月

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