【塔】伊泉龍一先生の「ウェイト版タロットを理解する」39回目

「愚者」「魔術師」「高位の女司祭」「女帝」「皇帝」「秘技の司祭」「恋人たち」「戦車」「力」「隠者」「運命の車輪」「正義」吊るされた男」「」「節制」「悪魔

今日アップした「塔」は建物が崩されてる。災害のカードなの?

YouTubeでごらんください

今回は生命の木から解説していただきました。

「塔」は下の図の8と7を結ぶパスに対応してます。8は思考、7は感情を表すセフィラー

シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実』より

建物が壊れてる、こんなことが現実に起こったら怖い(感情)と考える(思考)と、あらかじめわかっておきたい、となる。

ルノルマン・カードの「塔」、見張りの塔にのぼって、遠く先まで見通してれば大丈夫?

このタロット解説シリーズの始まりに使っていた『シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実』の著者マーカス・カッツ さん&タリ・グッドウィンさんのルノルマン本

ラーニング・ルノルマン』をお持ちでしたら、「塔」のカードのとこを読んでみてくださいませ。

でもタロットの「塔」は崩れてる。

どんなに先を知ろうとしても、すべては予想できないし、まったく思いもしないことは起きるもの。

これが不安だと、「想定外の出来事なんてごめんだ、なんで起きるかわかれば避けられるはず」「なんかの法則やおまじないで思い通りに変えてやる」ほうに8の思考が向いてくの?

わからない未来を知ろうとしたり、過ぎたことをなんでなんで?と探り続けるよりも、今ここに戻ってこよう。

「塔」が示す教訓「人生って何があるかわからないよね」をそのまま心にしまっておけば、思わぬことがあっても案外「はいはい、きましたね」って受け止められるのかも。

8の思考を使うなら、予測や防御のためじゃなく、起きてから「じゃあどうするか」考えようって思ってた方が感情的にも楽そうですね。

来週はカード解説じゃなくてちょっと違うのをあげます(予定)

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