1回目:イントロダクションとパス32「土星」世界、2回目:パス31「火」審判,パス30「太陽」太陽
3回目の今回はパス29(ちょっとだけ28にも入りました)。
パス29は10地球と7金星をつなぐところ。10の感覚から7の感情へ。直接体験して直に感じるとは。
たまたま素敵なものに出逢って「わぁきれい」「すき」という感情が生まれるのも10→7の体験ぽいですが、このパスで扱う感情は「不安」だそうです。
リスクの許容度は人によって差があるから、あまり不安を感じない人と、ちょっとでも不安材料があれば前もって全部つぶしておきたい人とでは、受け止め方が違う回かもしれないです。
不安を感じるというと、私だったらそうだな、初めての場所に遠出する時は少々不安。交通機関や天気を調べて、ルートがいっぱいあるなら所要時間や乗り換え回数とか、晴れなら海沿いを走る列車がいいか、などなど場合分けしてシミュレーションしとくかな。知っとけばまぁ安心じゃないですか。
この不安解消は、生命の木の左側のパス31の分類と8ホドの思考でやってますけど、そうじゃない仕方が右側のパス29みたいです。
占星術でパス29に対応するのは「魚座」
水のサインで、金星がエグザルテーションするサイン、感情がじゃぶじゃぶです。その感情が「不安」なら魚座の海は大荒れ??波にのまれて溺れかけてたら、海賊船でも幽霊船でも助け舟と思って乗り込んじゃうかも。
不安は目を曇らせて、盲信へ向かわせることもある。不安を煽るビジネスがなくならないとこをみると、これは人の習性として根強いんですかね。壺を買わされるんじゃなくても、保険も投資も健康食品もそうじゃないです?ひとつ先のパス28のヘブライ文字は「釣り針」で、魚座の魚は釣られてしまうのか。
あるいは、不安をあえて見ないようにするか。パス29のヘブライ文字は後頭部、自分で見えない死角に入れて忘れてしまおう。楽しいことだけしよう。現実逃避も魚座のキーワードにあります。
いくら現実から離れていたくても、現実のほうが放っておいてくれないのが地上の世界で
パス29に対応するタロット「月」に描かれた塔は「死」にもあり、
盲信や楽しみに引きこもろうとも、それは永遠には続かないよって示唆されているよう。
魚座が対応する人体の部位は「足」、地に足つけて現実で行動を起こすのも大事。このパスの片方は10地球なのだし。
不安から感情を活性化していくパス29では魚座のネガティブな面が見えますが、魚座のポジティブ「共感能力」は生命の木のもうちょっと上、木星エリアで生かされそうです(木星は魚座のルーラー)。
魚座の水は境界を流し、個がなくなり一つになる。反対側のパス31で細かく噛み砕いて分けるのと反対。木の左右は8思考と7感情の対比だけじゃなく、全体とパーツの対比にもなってるのか。
占星術ベースの解説だと、タロットだけでは出てこない生命の木の一面も見えたりして新鮮です。
今回は下の2冊からも引用がありました。
伊泉先生の12星座講座【神話で読み解く占星術の12星座の物語】の魚座回を受けてたのも私には理解の助けになりました。
別の生命の木講座でのパス29の説明もご参考までに。
次回は5/12です(GW中の5/5はお休み)。今回は入り口で終わったパス28から。またお待ちしております。
占星術から学ぶカバラの「生命の木」10のセフィラー及び22のパスと星座・惑星・元素の関係
スケジュール
次回5/12,以降5/26,6/9,6/23,7/7,7/21,8/4
隔週金曜20時〜21時(1回1時間)
講師:伊泉龍一先生
受講料1回¥3,000
終わった回もアーカイブ受講できます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online230324.html
コメント