1回目:イントロダクションとパス32「土星」世界、2回目:パス31「火」審判,パス30「太陽」太陽、3回目:パス29「魚座」月(パス28)、4回目:パス28「水瓶座」星、5回目:パス27「火星」塔、6回目:パス26「山羊座」悪魔(パス25)、7回目:パス25「射手座」節制、8回目:パス24「蠍座」死、9回目:パス23「水」吊るされた男(パス22)、10回目:パス22「天秤座」正義、11回目:パス21「木星」運命の車輪、12回目:パス20「乙女座」隠者、13回目:パス19「力」獅子座、14回目:パス18「蟹座」戦車、15回目:パス17「双子座」恋人たち、16回目:パス16「牡牛座」司祭、17回目:パス15「牡羊座」皇帝
18回目はパス14と「金星」、タロットは「女帝」
いちばん下の10から進んできて、とうとう深淵の上に入りました。「生命」の木の上は「生命そのもの」をあらわすところ。
パス14はセフィラー3(形態の柱のいちばん上)と2(力の柱のいちばん上)を結びます。
生命の力が形(身体)をとって生まれてくる、身体(形)は生命力に維持されている、書くと当たり前のようだけど、ふだん意識されないな。気づいたら生まれてて、知らない間に心臓が動いて血液を流してくれてる。これがなかったら私はいないのに、私と関係なく生命力が動いてる。
目では見えない力を具体的な絵にするのは無理があるけど、それでも、ひとつの表現として「女帝」はこう描かれた。
豊かな自然をバックに座っている妊婦。母なる自然から命が生み出される。
生まれたものに一つとして同じものはない。人間も一人一人違う、代わりがきかない、固有の存在。古い歌 ”世界に一つだけの花” を思い出したりしました。
一つ一つかけがえない命、優劣はない、頭ではわかるけど、現実世界ではやっぱり優劣がついてますやん?伊泉先生は「現実を抜けて思考実験で想像して」とおっしゃってました。
若かりし私なら、思考実験にも抵抗したかもしれない。「こんなしょうもない私がなんで生きてるんだろう?意味ない」と思い続けてたので。でもそんな心情と関係なく、自然の生命力がここまで生かしてくれた。その間に何をしたでもない、いつでも誰にでも取り替え可能な仕事しかしてなくて、今でも自分が ”特別なonly one” とは思えないけど、他の存在には感じられるようになった。少しは愛を学べたんでしょうか
このパスの占星術対応は「金星」
下のセフィラー7の金星では好みがあった。パス14の金星はすべてのものが愛おしい。「きれいだから好き」とかでなく、どんなでも愛せる。ここでの金星は無条件の愛だそうです。
そんなこと可能?ヒントはお腹に子どもがいる「女帝」ですか。母なるものは生まれてくるものを条件づけて愛するんじゃない、無条件に愛してしまう。
これを自分に適用する。私の中から生まれてくるアイデアを子としたら、何がどうでも何と言われようとも大事に育てるべし。
そういうアイデアの芽が出ない、種すら見つからないまま、長年生きてきた気がするけど、ひょっとしたら見逃してたのかな?どこかできいたアイデアばかり残して、自分固有のものを大切にしてなかった?
いや待って、そもそも私の固有のアイデアなんて生まれるんだろうか?
固有性に目を向けるのは、次のパス13「女司祭」「月」のとこみたいです。次回は12/22、お楽しみに。
以前の生命の木講座のパス14と、占星術講座の金星の感想をはっておきます。
占星術から学ぶカバラの「生命の木」10のセフィラー及び22のパスと星座・惑星・元素の関係
スケジュール
次回12/22、1/12、1/19
隔週金曜20時〜21時(1回1時間)
講師:伊泉龍一先生
受講料1回¥3,300
終わった回もアーカイブ受講できます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online230324.html
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