レポ★パス14「金星」「女帝」占星術から学ぶカバラの「生命の木」18回目2023/12/8

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18回目はパス14と「金星」、タロットは「女帝」

いちばん下の10から進んできて、とうとう深淵の上に入りました。「生命」の木の上は「生命そのもの」をあらわすところ。

パス14はセフィラー3(形態の柱のいちばん上)と2(力の柱のいちばん上)を結びます。

生命の木

生命の力が形(身体)をとって生まれてくる、身体(形)は生命力に維持されている、書くと当たり前のようだけど、ふだん意識されないな。気づいたら生まれてて、知らない間に心臓が動いて血液を流してくれてる。これがなかったら私はいないのに、私と関係なく生命力が動いてる。

目では見えない力を具体的な絵にするのは無理があるけど、それでも、ひとつの表現として「女帝」はこう描かれた。

豊かな自然をバックに座っている妊婦。母なる自然から命が生み出される。

生まれたものに一つとして同じものはない。人間も一人一人違う、代わりがきかない、固有の存在。古い歌 ”世界に一つだけの花” を思い出したりしました。

一つ一つかけがえない命、優劣はない、頭ではわかるけど、現実世界ではやっぱり優劣がついてますやん?伊泉先生は「現実を抜けて思考実験で想像して」とおっしゃってました。

若かりし私なら、思考実験にも抵抗したかもしれない。「こんなしょうもない私がなんで生きてるんだろう?意味ない」と思い続けてたので。でもそんな心情と関係なく、自然の生命力がここまで生かしてくれた。その間に何をしたでもない、いつでも誰にでも取り替え可能な仕事しかしてなくて、今でも自分が ”特別なonly one” とは思えないけど、他の存在には感じられるようになった。少しは愛を学べたんでしょうか

このパスの占星術対応は「金星」

下のセフィラー7の金星では好みがあった。パス14の金星はすべてのものが愛おしい。「きれいだから好き」とかでなく、どんなでも愛せる。ここでの金星は無条件の愛だそうです。

そんなこと可能?ヒントはお腹に子どもがいる「女帝」ですか。母なるものは生まれてくるものを条件づけて愛するんじゃない、無条件に愛してしまう。

これを自分に適用する。私の中から生まれてくるアイデアを子としたら、何がどうでも何と言われようとも大事に育てるべし。

そういうアイデアの芽が出ない、種すら見つからないまま、長年生きてきた気がするけど、ひょっとしたら見逃してたのかな?どこかできいたアイデアばかり残して、自分固有のものを大切にしてなかった?

いや待って、そもそも私の固有のアイデアなんて生まれるんだろうか?

固有性に目を向けるのは、次のパス13「女司祭」「月」のとこみたいです。次回は12/22、お楽しみに。


以前の生命の木講座のパス14と、占星術講座の金星の感想をはっておきます。

占星術から学ぶカバラの「生命の木」10のセフィラー及び22のパスと星座・惑星・元素の関係

スケジュール
次回12/22、1/12、1/19

隔週金曜20時〜21時(1回1時間)

講師:伊泉龍一先生

受講料1回¥3,300

終わった回もアーカイブ受講できます。

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online230324.html

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