1回目:イントロダクションとパス32「土星」世界、2回目:パス31「火」審判,パス30「太陽」太陽、3回目:パス29「魚座」月(パス28)、4回目:パス28「水瓶座」星、5回目:パス27「火星」塔
6回目は、生命の木を下からのぼってきて、はじめてセフィラー6にあがるパス26「山羊座」から、パス25にも少し入りました。
6ティファレトの惑星対応は「太陽」。太陽がのぼれば眠りから目覚めへ。覚醒へ向かう。
パス26の占星術対応は「山羊座」。山羊座の「さめた目」がこのパスの出発点みたいです(冷めた、覚めた、醒めた、どの漢字でも合いそう)。
山羊座の冷めてる感覚は↓で説明されているので合わせてお聞きになるといいかも。
冷めた目とは、離れて見る目。
なにかに熱中してそれしか見えなくなるのの反対、遠巻きに離れたとこから見ていると視野が広くなる。熱くなってる人に、大所高所から意見するクールさ。
冷や水を浴びせられたほうが納得するかは別で、「コミットしてなければ何でも言える」って思うかも。協働プロジェクトの一員なのに他人事みたいな物言いの人に感じる違和感もこれかな。
それでもこのパスをあがるには、一度は「離れて見る目」が必要みたい。自分の思いがあるように、他者には他者の立場や思いがあるわけで、自分の考えを絶対にしないために距離をとる。
パス26の「目」は「自分だけは見えている、愚かなみんなは見えてない」という選民思想?にいくんじゃなく、視点は相対的なものでしかないと気づくこと。
続いてのパス25はセフィラー9月と6太陽を結ぶいちばんわかりやすい目覚め。
しかしここにもヴェールを渡る罠があるんですね。目覚めたつもりで夢を見ている上に「自分は目覚めたがみんなはまだ眠ってる。気づいて!目覚めて!」布教活動に入るという。
25のパスに対応するのは射手座、上向きの矢はアセンションのイメージにもぴったりですが、ここでもまた絶対的に目覚めるなんてないのでした。
完全に目覚めてもないが夢にどっぷりでもない微妙な立ち位置(パス25のタロット対応は「節制」)、次回に続きます。
パス26,25,24の3本は、相対化を学ぶところということで。絶対的なものは何もない、ともすれば虚無に落ちそうにもなるけど、ここは山羊座回でお話があった禅を思い出すといいのか。
占星術から学ぶカバラの「生命の木」10のセフィラー及び22のパスと星座・惑星・元素の関係
スケジュール
次回6/23,以降7/7,7/21,8/4
隔週金曜20時〜21時(1回1時間)
講師:伊泉龍一先生
受講料1回¥3,000
終わった回もアーカイブ受講できます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online230324.html
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