レポ★パス25「射手座」「節制」占星術から学ぶカバラの「生命の木」7回目2023/6/23

1回目:イントロダクションとパス32「土星」世界2回目:パス31「火」審判,パス30「太陽」太陽3回目:パス29「魚座」月(パス28)4回目:パス28「水瓶座」星5回目:パス27「火星」塔6回目:パス26「山羊座」悪魔(パス25)

7回目はパス25「射手座」の続き。

生命の木

真下のパス32が対応するのは土星。その土星の制限・限界を超えていこうとするのがパス25で、射手座のキーワードにある「理想」「遠いところ」に向かう、ということからお話しがありました。

誰しも生まれ落ちた環境や文化のなかで、善悪や上下の価値観を身につけていくんだろうけれど、その分け方に縛られるのが制限なら、制限を超えていくとはどういうことか。

「悪いものを無くしてしまうのが理想」では、善悪の線引きがそのままだからおかしい。「いい/悪いを分けること自体が悪い、分けないのが善」は一見ごもっともだけども、ここにも新たな善悪が生まれている。

それまでの「いい/悪い」の分け方にあてはまらない「遠いところ」へ向かうムーブもある。でもそっちに行ったところで、分けてる人たちを見下すようなら、やっぱり上下を作り出している。

どうしたって二項対立から逃れられないの?目覚めたと思ったのは幻想?気づいた時にようやく一歩進めるようです。

このパスに対応する大アルカナは「節制」

理想が叶わないなら何もやらない、じゃないんですね。極端に振れないバランス感覚が大事。

大きな理想が実現されなくてもちっちゃな範囲ならできることはある、遠い世界が変わらなくても身近なとこは変えられる、夢と現実を両立していくこと。

熱い思いを持ちつつも冷めた部分も同時にもっておく、「節制」的に混ぜ合わせるのが必要みたい。

熱い/冷たい、大小、遠近、対立物を統合する、トート・タロットだと錬金術的にずばりな絵ですね。液体を注いでいるのはアルテミス女神、射手座の神話の一柱。

ご参考までに以前の講座のパス25と射手座をはっておきます。

次回はパス24「蠍座」タロットは「死」です。なかなかディープな感じでしょうか?7/7、またお待ちしております。

占星術から学ぶカバラの「生命の木」10のセフィラー及び22のパスと星座・惑星・元素の関係

スケジュール
次回7/7,以降7/21,8/4,9/1,9/15,9/29,10/13,10/27

隔週金曜20時〜21時(1回1時間)

講師:伊泉龍一先生

受講料1回¥3,000

終わった回もアーカイブ受講できます。

お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online230324.html

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