1回目:イントロダクションとパス32「土星」世界、2回目:パス31「火」審判,パス30「太陽」太陽、3回目:パス29「魚座」月(パス28)、4回目:パス28「水瓶座」星、5回目:パス27「火星」塔、6回目:パス26「山羊座」悪魔(パス25)、7回目:パス25「射手座」節制、8回目:パス24「蠍座」死
9回目はパス23と四元素の「水」、タロットだと「吊るされた男」。後半すこしパス22に入りました。
「水」というとまずあがるのは「感情」。だけどもこのパスは感情の反対、思考の側にあります。
パスの両側のセフィラーをみると、下は8「水星」で思考、上は5「火星」。占星術での火星は熱く衝動的なイメージですが、「吊るされた男」はむしろ逆、静かに止まってる。
ここでは、火星の衝動を、継続する力に向けていくんですと。思考の水星と合わさって、じっくり考え続けることがテーマになるみたい。
考え続けなければならないのはどんなときでしょうね。
意見が割れてる、話が平行線、解決策が見つからないなど、今の時点でどうしようもないときかな。どうにもならないなら考えてもしょうがない、放っておこうと私なんかは思いがちだけど、それで済まない場合がありますもんね。
「じゃあ根本的に解決しよう、正解を見つけるぞ!」ではないのがこのパス23で、問題を棚上げし、答えを出すのを保留して考え続ける方向なのでした。
考え続けると言っても、何か一つの考えにこだわり続けるのではない。絶対的なものはないと学んでここまで上がってきたのだから、自分の意見もこだわりもいったん「無」にしなくてはならない。「水」で流す?
今回のお話を聞いて、ブルース・リーの言葉「Be Water」(水になれ)を思いました。どんな形にも変化する水のように、柔軟に対応していく。状況にあわせて、解決策を考えていく。
この本でも「水」の受動性が書かれています。
お互いに受け入れてく態度ならいいけれど、強いほうが押し切っちゃうなら?
言い負かされたほうには不満が残る。「水」に流せない感情のしこりがあれば、どんな理屈を並べられても納得できなくなるのでは?話が通じる気がしない。
だけども、わかりあえないのを前提に、わかりあえないまま合意を作っていくのが次のパス22ということです。どうやって?が次回の話になるのかなと思います。
占星術から学ぶカバラの「生命の木」10のセフィラー及び22のパスと星座・惑星・元素の関係
スケジュール
次回8/4,以降9/1,9/15,9/29,10/13,10/27
隔週金曜20時〜21時(1回1時間)
講師:伊泉龍一先生
受講料1回¥3,000
終わった回もアーカイブ受講できます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online230324.html
コメント