【第3弾】1回目パス18「戦車」、2回目パス17「恋人たち」、3回目パス16「司祭」、4回目パス15「皇帝」
今回はパス14と「女帝」、とうとう完全に深淵の上です。
目に見え、感じられるマルクトの世界からずっと離れて、目に見えない、体験できない領域にやってきました。
だけどこのパス14に対応するタロット「女帝」には、木々や穀物など目に見えるものが描かれています。これは?
木々や穀物の実りは自然が生み出したもの。人間が勝手に作れない生命の神秘を、目に見える植物をとおして表現してるんでしょうか。
このパスはセフィラー3ビナーと2コクマーを結びます。
コクマーの力がビナーの容器に入って何かが生まれる。昔の詩的な表現だと天上の父と天上の母が結ばれて子どもができる、それで「女帝」は妊婦姿なんですね。生命を宿している。
力はそれだけでは見えないんですよね。形に入って、その形が動いたときに初めて力があることがわかる。生命も、生命そのものは見えなくて、脈打ってる、血がめぐって温かい、だから生きてると分かる。
では生命とは何なのか?どうやって生命は生まれるのか?未だ科学者にも謎なんですね。知ろうとしても知り得ない、考えてわかることを超えてるのが深淵の上(少し前のパス18が知性の限界)。
わからないけど、自然に生み出されるのが生命で、命あるものはモノのようには扱えないですね。壊したり捨てたりなど。
そうすると、人間が作るアンドロイドがもし人間並みの意識をもったとしても、ただのモノなのか?考えさせられるドラマの一つが、ご紹介あったこれ、ウエストワールド
講座終盤の時間は、「日々悩んでいることを生命の木に結びつけないと面白くない。日常に落とし込みます」ということで、生命の木を使った悩みへの対応法を見せていただきました。
例に使われたのは、先週の冥王星講座でこぼしてた私の憂鬱。暗い話してしまったのを反省してたのに…まさかここで取り上げられるとは…皆さまには陰気な話をお聞かせしてごめんなさい。
悩みの中身はともかく、実際なにか相談を受けたときに生命の木を使ったらどう話せるかのイメージができてたらお役に立てたでしょうか。問題に気づくには木を「下から上へ」、悩みの解決は「上から下へ」。
パスを縦横無尽にいったりきたりしながら説明していただいたので、今までの復習にもなったかも。
個人的にはなんか胸がいっぱいです。伊泉先生、ありがとうございました。
次回はパス13と「女司祭」、いよいよラスト3本です。
タロットの大アルカナと共に学ぶ「生命の木」
【第3弾】深淵の上まで
【第3弾】はパス18〜11,タロット「戦車」から「愚者」です。
講師:伊泉龍一先生
次回3/9、以降3/23,4/6
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
お申込みはこちら
終わった回も録画受講できます
- 1回目:パス18/タロット戦車
- 2回目:パス17/タロット恋人たち
- 3回目:パス16/タロット司祭
- 4回目:パス15/タロット皇帝
- 5回目:パス14/タロット女帝
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