1回目:イントロダクションとパス32「土星」世界、2回目:パス31「火」審判,パス30「太陽」太陽、3回目:パス29「魚座」月(パス28)、4回目:パス28「水瓶座」星、5回目:パス27「火星」塔、6回目:パス26「山羊座」悪魔(パス25)、7回目:パス25「射手座」節制、8回目:パス24「蠍座」死、9回目:パス23「水」吊るされた男(パス22)
10回目はパス22と「天秤座」、タロットは「正義」。今回は、今までの生命の木講座でのこのパスの説明よりも、一歩踏み込んで解説いただきました。
天秤座のバランス感覚と対話の原理がこのパスの鍵。自分の意見を押し通すでもなく、相手の言いなりになるのでもなく、自分はこう考える、あなたはそう考えるのね、意見を交換して合意できる地点を見つける。
ここまでは標準コースでもお聞きします。
おっしゃることはわかるけど、実際むずかしいなぁと感じていました。
まず対話のテーブルにつけない、とかもないです?エラい人に意見して怒られるくらいなら、はいはい聞くだけのが得だよな、とか、自分と同等以上の人の話なら聞くけど、見下してる人の話はまともに取り合わない、といった天秤の使われ方もあるような。
ふつうに話せる間柄、近しい人なら近しい人でまた、相手を思うがために意見を押し付けてしまうこともありましょう。「なんでわかってくれないの?」「そっちこそ」みたいな。お互い譲れなければこじれる一方。
そんな時思い出すべきは「なんで議論してたんだっけ?」なんですね。揉めるのが目的じゃない、一緒に何かをやっていきたくて話し合ってたのでは?
このパスの片側にはセフィラー5:火星がいます。
火星は一点集中、向かうところが決まっているから力を発揮できる。
目指すところが「一緒にうまくやっていく」なら、それに集中する。納得できなくても、ともかく相手はそう考えているんだな、と受けとめてみれば、「そういう考えもあるのか」今までの自分のパターンと違う考えもできるかもしれない。
幸せになるほうへ向かっていくなら、対話が変わっていくでしょうね。自分の意見を通しても、それで相手が悲しむなら、自分もハッピーじゃなくなるもの。
そうはいっても合意は簡単じゃないし、一回収まっても新たな問題だって出てくるし、何度もこのパスに戻ってくることになるんだろうなぁ。めでたしめでたしで思考停止にはできない。
さらに難しいのが自分との対話だそうです。自分の中にある複数の考えが、方向づけられない(このパスのヘブライ文字は「雄牛を追う棒」)。
幸せになりたい?Yes。それならどうすればいいか考え続けないといけない。がしかし、考え続けることができないで、流されている人生なのかなぁ私は、と思いました。この辺は咀嚼できてなく、もうちょっと考えてみたいと思います。
以前の生命の木講座のパス22も貼ってみます。
次回はちょっと間が空いて、9/1になります。パス21「木星」「運命の車輪」の予定です。
占星術から学ぶカバラの「生命の木」10のセフィラー及び22のパスと星座・惑星・元素の関係
スケジュール
次回9/1,以降9/15,9/29,10/13,10/27
隔週金曜20時〜21時(1回1時間)
講師:伊泉龍一先生
受講料1回¥3,000
終わった回もアーカイブ受講できます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online230324.html
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