初回「愚者」、2回目「魔術師」、3回目「女司祭」、4回目「女帝」、5回目今までの4枚のまとめと「皇帝」、6回目「皇帝」、7回目「司祭」、8回目「恋人たち」、9回目「戦車」、10回目「力」、11回目「隠者」、12回目「運命の車輪」、13回目「正義」、14回目「吊るされた男」、15回目「死」、16回目「節制」、17回目「悪魔」、18回目「塔」、19回目「星」、20回目「月」、21回目「太陽」
今回は「審判」
死者が墓から蘇る絵。眠ってる可能性を目覚めさせよう。
と言ってしまえば、普通の大アルカナ講座と変わらないようだけれども、生命の木を重ねると、その背景がわかる、深みが出るということです。
今回は、審判のカードが該当するパス31から、木の左側の柱を上に戻って解説していただきました。
左側は制限の柱。いちばん上の3ビナーは土星、制限・枠。私たちが生きてる世界にはどうしたって変えられない物理法則があるというお話がありました。
こっち側のパスのタロット―戦車も吊るされた男も、体が自由じゃない絵になってます。
制限の中でやってかないといけないから「どうすればいいか?」を考え続けなきゃならない。3―5―8は、知性の柱でもありました。
考える方向を間違っちゃだめですね。「なんでうまくいかないの?」できない理由を探して納得してしまったら、そこでストップしちゃう。ルサンチマンで溜飲を下げたって、状況がよくなるわけじゃない。
また、「今までこうだったから」と過去のパターンをもとに考えてても「審判」のよびかけは聞こえないのでした。自分のちっちゃな枠の中で考えてたら、ね。
眠ってる可能性が目覚める、ひらめきはもっと上からやってくるんですねぇ。
そうなったときには、「吊るされた男」の絵でも、縛られた足より後光に目が行くのかも。
これだけ年をとっても「人生これでいいのかな」と思ってる私には、生命の木をもとにしたウェイト版のお説教が身にしみる「審判」でした。
なお絵については、ウェイトが特に言ってないことでも「おそらくこうだ」と推測して書いてるタロット本が参考になるかもということでした。たとえばレイチェル・ポラックさんのこちら。
次回最終回、3/17「世界」です。
カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット
講師:伊泉龍一先生
毎回夜8時~9時の1時間ずつ
受講料1回¥3,000
終わった回は録画配信できます。
- 5/13「愚者」
- 5/27「マジシャン」
- 6/10「女司祭」
- 6/24「女司祭」復習からの「女帝」
- 7/8 今までの4枚のまとめと「皇帝」
- 7/22「皇帝」
- 8/5「司祭」
- 8/19「恋人たち」
- 9/2「戦車」
- 9/16「力」
- 9/30「隠者」
- 10/14「運命の車輪」
- 10/28「正義」
- 11/11「吊るされた男」
- 11/25「死」
- 12/9「節制」
- 12/23「悪魔」
- 1/6「塔」
- 1/20「星」
- 2/3「月」
- 2/17「太陽」
- 3/3「審判」
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