初回「愚者」、2回目「魔術師」、3回目「女司祭」、4回目「女帝」、5回目今までの4枚のまとめと「皇帝」、6回目「皇帝」、7回目「司祭」、8回目「恋人たち」、9回目「戦車」、10回目「力」、11回目「隠者」、12回目「運命の車輪」、13回目「正義」、14回目「吊るされた男」、15回目「死」、16回目「節制」
今回は「悪魔」(クリスマス直前の回に「悪魔」とは)。

「悪魔」が対応するパス25のヘブライ文字は「目」。「視点」のお話がありました。
ビジネス書に「鳥の目、虫の目、魚の目、コウモリの目で見よう」と書かれてたりします。全体を俯瞰する、ミクロの視点で細かく見る、流れをとらえて見る、逆さまに見る、多角的視点が大事と。
どこからどう見るかで、同じものも違って見えます。
(リアルな生き物で考えちゃうと生命の木の上の「身体」「環世界」に戻るようだけど)高く舞う鳥には小さな砂粒は見えないだろうし、地を這う虫はこの森がどこまで続いてるか見えない。どの目も世界の全部は見えてないし、どっちが優れてるのでもない。
視点が違えば、見えるものも違う。考えてみたら当たり前なのに…ほかの「目」はないものとして「絶対こうだ」「絶対おかしい」と言い張れるのは、ある意味ものすごく強いですね…
「絶対」の鎖をはずすには、ホドの水星を動かす(「悪魔」はティファレトとホドを結ぶパス)、くるくる動き回る水星のように考えること。
ちなみに、ウェイトのテキストには「みぞおちのところに、水星のサインがある」と書かれてるけど、描かれてないですね。忘れ?

このあと、ティファレトからベールの下へ降りる、もう2本のパス24と25とともに、3本がまとめられました。
「死」と「悪魔」の共通点で紹介された、ケヴィン・バークさんの天王星についての考えもなるほどですし、
個人的には真中の「節制」だな。老害にならないためには「節制」をやるしかない…
最後に伊泉先生が紹介してくださったタロット本、すてきでした。全部カラーで、何種類ものタロットカードが乗ってて。下のAmazonのリンクからも、いくつか絵が見られますよ。
次回は1/6、新年最初は「塔」です。お正月明け、ちょっと早いスタートですが、皆さままたお待ちしております!

カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット
講師:伊泉龍一先生
毎回夜8時~9時の1時間ずつ
受講料1回¥3,000
今後の予定:1/6「塔」、1/20「星」、2/3「月」、2/17「太陽」、3/3「審判」、3/17「世界」(進行状況により、変わる場合もございます)
長期の講座ですが、受けたい回だけでもお申込みいただけます。すでに終わった回は録画で受けていただくこともできますよ。
- 5/13「愚者」
- 5/27「マジシャン」
- 6/10「女司祭」
- 6/24「女司祭」復習からの「女帝」
- 7/8 今までの4枚のまとめと「皇帝」
- 7/22「皇帝」
- 8/5「司祭」
- 8/19「恋人たち」
- 9/2「戦車」
- 9/16「力」
- 9/30「隠者」
- 10/14「運命の車輪」
- 10/28「正義」
- 11/11「吊るされた男」
- 11/25「死」
- 12/9「節制」
- 12/23「悪魔」
伊泉龍一先生が訳されたジョン・マイケル・グリア「生命の木」本
コメント