初回「愚者」、2回目「魔術師」、3回目「女司祭」、4回目「女帝」、5回目今までの4枚のまとめと「皇帝」、6回目「皇帝」、7回目「司祭」、8回目「恋人たち」、9回目「戦車」、10回目「力」、11回目「隠者」、12回目「運命の車輪」、13回目「正義」、14回目「吊るされた男」、15回目「死」、16回目「節制」、17回目「悪魔」
今回は「塔」

建物が崩されている絵、「崩される」のが「塔」の本質ということ。崩れるのは何か?様々な例をあげてお話いただきました。
Post Truth時代と言い始めたのは何年前でしたかね?客観的で公平な情報よりも、自分たちが信じたいものを「事実」と思い込んでしまう、信じたい情報だけを選んで、ほかを取り入れないから、より信念が固まってく…
「悪魔」から「塔」に行って、崩されたほうがいいんじゃないかっていうケースがありますけれども、崩れたら崩れたで、また別のものを信じるようになるだけだったりして。
「塔」は7ネツァク(感情)と8ホド(思考)を結ぶパス。7感情のが8思考の上位にあるのがポイントなのかな。

ちょっと考えたら我に返れるようなことでも、「自分が積み上げてきた世界を崩されるなんて嫌!」な気持ちのが強ければ、考えないようにしてしまうのもわからなくもないです。
下にある9イェソド―生きてきた文化の中で身につけたもの―は強く、そうそう崩されないというお話も。
ここで「節制」の「異質なものを混ぜる」が効いてきますか。「これ一つだけが正しい」と信じきってたら、混ぜるものがないですから。ティファレトに目覚めて「他の生き方もあるんだ」と気づけたら、囚われの塔から出ていけそう。
そういえば「塔」のパスのヘブライ文字は「口」で、ひとつ上の「悪魔」は「目」、この下にも「歯」「頭」「後頭部」と体の部位が続きますね。上の方は「家」「扉」「窓」「釘」「柵」など建築系のが多かったから、がらりチェンジ。
次回は1/20「星」のカードです。

カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット
講師:伊泉龍一先生
毎回夜8時~9時の1時間ずつ
受講料1回¥3,000
今後の予定:1/20「星」、2/3「月」、2/17「太陽」、3/3「審判」、3/17「世界」(進行状況により、変わる場合もございます)
長期の講座ですが、受けたい回だけでもお申込みいただけます。すでに終わった回は録画で受けていただくこともできますよ。
- 5/13「愚者」
- 5/27「マジシャン」
- 6/10「女司祭」
- 6/24「女司祭」復習からの「女帝」
- 7/8 今までの4枚のまとめと「皇帝」
- 7/22「皇帝」
- 8/5「司祭」
- 8/19「恋人たち」
- 9/2「戦車」
- 9/16「力」
- 9/30「隠者」
- 10/14「運命の車輪」
- 10/28「正義」
- 11/11「吊るされた男」
- 11/25「死」
- 12/9「節制」
- 12/23「悪魔」
- 1/6「塔」
伊泉龍一先生が訳されたジョン・マイケル・グリア「生命の木」本
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