レポ◆カバラの生命の木から学ぶウェイト版タロット18回目「塔」2021/1/6

初回「愚者」2回目「魔術師」3回目「女司祭」4回目「女帝」5回目今までの4枚のまとめと「皇帝」6回目「皇帝」7回目「司祭」8回目「恋人たち」9回目「戦車」10回目「力」11回目「隠者」12回目「運命の車輪」13回目「正義」14回目「吊るされた男」15回目「死」16回目「節制」17回目「悪魔」

今回は「塔」

建物が崩されている絵、「崩される」のが「塔」の本質ということ。崩れるのは何か?様々な例をあげてお話いただきました。

Post Truth時代と言い始めたのは何年前でしたかね?客観的で公平な情報よりも、自分たちが信じたいものを「事実」と思い込んでしまう、信じたい情報だけを選んで、ほかを取り入れないから、より信念が固まってく…

「悪魔」から「塔」に行って、崩されたほうがいいんじゃないかっていうケースがありますけれども、崩れたら崩れたで、また別のものを信じるようになるだけだったりして。

「塔」は7ネツァク(感情)と8ホド(思考)を結ぶパス。7感情のが8思考の上位にあるのがポイントなのかな。

ちょっと考えたら我に返れるようなことでも、「自分が積み上げてきた世界を崩されるなんて嫌!」な気持ちのが強ければ、考えないようにしてしまうのもわからなくもないです。

下にある9イェソド―生きてきた文化の中で身につけたもの―は強く、そうそう崩されないというお話も。

ここで「節制」の「異質なものを混ぜる」が効いてきますか。「これ一つだけが正しい」と信じきってたら、混ぜるものがないですから。ティファレトに目覚めて「他の生き方もあるんだ」と気づけたら、囚われの塔から出ていけそう。

そういえば「塔」のパスのヘブライ文字は「口」で、ひとつ上の「悪魔」は「目」、この下にも「歯」「頭」「後頭部」と体の部位が続きますね。上の方は「家」「扉」「窓」「釘」「柵」など建築系のが多かったから、がらりチェンジ。

次回は1/20「星」のカードです。

伊泉龍一先生カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット

カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット

講師:伊泉龍一先生
毎回夜8時~9時の1時間ずつ
受講料1回¥3,000

今後の予定:1/20「星」、2/3「月」、2/17「太陽」、3/3「審判」、3/17「世界」(進行状況により、変わる場合もございます)

長期の講座ですが、受けたい回だけでもお申込みいただけます。すでに終わった回は録画で受けていただくこともできますよ。

  • 5/13「愚者」
  • 5/27「マジシャン」
  • 6/10「女司祭」
  • 6/24「女司祭」復習からの「女帝」
  • 7/8 今までの4枚のまとめと「皇帝」
  • 7/22「皇帝」
  • 8/5「司祭」
  • 8/19「恋人たち」
  • 9/2「戦車」
  • 9/16「力」
  • 9/30「隠者」
  • 10/14「運命の車輪」
  • 10/28「正義」
  • 11/11「吊るされた男」
  • 11/25「死」
  • 12/9「節制」
  • 12/23「悪魔」
  • 1/6「塔」

伊泉龍一先生が訳されたジョン・マイケル・グリア「生命の木」本

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