初回「愚者」、2回目「魔術師」、3回目「女司祭」、4回目「女帝」、5回目今までの4枚のまとめと「皇帝」、6回目「皇帝」、7回目「司祭」、8回目「恋人たち」
9回目は「戦車」。「精神」「知性」「論理」「外部」という言葉がたくさん出ていました。
個人的には絵の解説が印象に残りました。
この乗り物がこう描かれた理由がいいなと思いました。
この世は完璧じゃない、悪もある。だからといって、この世に背を向けて天上を目指したら、世界は何も変わらない。この世界の中で、少しでも良くなるように変えていくんだ!
戦車の人は地上のヒーローかな。ウルトラマンは悪をやっつけたら遠い星へ帰っちゃうけど、この重たそうな乗り物は地面から浮かびそうにもない。ここで生きてくんだなぁ。
また「ふだんの講座ではここまで言ってないけど」という、ほかのカードとの絵のつながりもお話いただきました。
まず女司祭。白と黒の柱、白と黒のスフィンクス、似てる。
もう一枚は運命の車輪。ここにもスフィンクスがいる。体が青に変わってる。そして女司祭が持つ巻物TORAと同じ文字が車輪に!
この3枚につながりをもたせてるのは占星術のルールなんですね。生命の木のパスにはヘブライ文字だけじゃなく、星座や惑星も対応している、それらも盛り込んだらこう反映されたという。黄金の夜明け団、ややこしくするの大好きか…
(「蟹座は月と関連」など、星座と惑星の関係は、伊泉先生のサイトの「占星術とは2」ディグニティについてのところに一覧表があります)
今回は、ウェイト自身のテキスト『タロットへの鍵(Key to the Tarot)』を読むという形で進みました。テキストを使うと事前にお聞きしてなかったので、ライブ受講の皆さまには、前もってご用意できずに、申し訳ありませんでした。
「テキストなくても大丈夫でしたよ」という方もあれば、「(文を見ずに)耳で聞くだけではわからなかった」というご感想もありました。
復習動画に『タロットへの鍵(Key to the Tarot)』を添付させていただきました(ふつうのウェイト版大アルカナ講座でお配りしているものです)。音声だけでは難しかった皆さまには、今一度、テキストを見ながら動画をご視聴いただけると幸いです。
ご参考までに、エリファス・レヴィの描いた「戦車」は、リーディング・ザ・タロットの222ページに載ってます。プラトンの二頭の馬車の話も次の223ページにありますよ。
次回は9/16、(先生からの予告はなかったですけど)「力」のカードに入ると思います。
カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット
講師:伊泉龍一先生
毎回夜8時~9時の1時間ずつ
受講料1回¥3,000
5/13スタート、22回くらいを予定
- 9/16、9/30,10/14、10/28、11/11、11/25、12/9、12/23(2021年は未定)
長期の講座ですが、聴きたいカードだけでも大丈夫です。すでに終わった回は録画で受けていただくこともできます。
- 5/13「愚者」
- 5/27「マジシャン」
- 6/10「女司祭」
- 6/24「女司祭」復習からの「女帝」
- 7/8 今までの4枚のまとめと「皇帝」
- 7/22「皇帝」
- 8/5「司祭」
- 8/19「恋人たち」
- 9/2「戦車」
コメント