初回「愚者」、2回目「魔術師」、3回目「女司祭」、4回目「女帝」、5回目今までの4枚のまとめと「皇帝」、6回目「皇帝」、7回目「司祭」、8回目「恋人たち」、9回目「戦車」、10回目「力」、11回目「隠者」
今回は「運命の車輪」
伝統的なタロットと大きく絵を変えてるのが興味深いです。
マルセイユ版では、動物は輪っかにしがみついている。ウェイト版では動物は四隅にいて、輪にはスフィンクスが鎮座。マルセイユ版の輪は台座にセットされてるけど、ウェイト版の輪は雲の合間に浮かんでる。
そしてウェイト版の輪っかには文字あり。T・O・R・Aと、その間にあるヘブライ文字テトラグラマトン。神聖四文字と生命の木のつながりは初めてお聞きしました(ふつうの生命の木講座では話されてないそうです)
ユダヤ教カバラ→キリスト教カバラ→マジカル・カバラときて、宗教とは関係なくなったとはいうものの、神や天使との関連が消えたわけではないのか。
まして今回は「運命」の話。人間にわからないミステリーは神さま案件になりがちだけども、いやいや、というお話でした。
運がいい、悪いとは?
私、例に上げられた「沖縄に行ったら台風が来た」を昨年まさに体験したんですけど、海に入れないどころか、外に一歩も出られないレベル。何日も停電してサバイバルでした。がっかりではあったけど、あんな経験をして話のネタになったのを思えば、単純に運が悪いとも言えない気がします。
とすると、人生も同じくでしょうか。気に入ってるかいないかはともかく、こういうふうに生まれついちゃったこと自体に良いも悪いもないですよね…
このパスが関連するのは占星術の木星、「可能性」「寛大さ」というキーワードを胸に刻んで、生命の木を下に向かっていこう。
いちばん下のパスに対応するのは「世界」
似た構図ですね。
そういえば、運命の車輪で大アルカナ半分まできたのですね。後半も楽しみです。
次回は10/28「正義」です。
カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット
講師:伊泉龍一先生
毎回夜8時~9時の1時間ずつ
受講料1回¥3,000
5/13スタート、22回くらいを予定
- 次回10/28、11/11、11/25、12/9、12/23(2021年は未定)
長期の講座ですが、受けたい回だけでもお申込みいただけます。すでに終わった回は録画で受けていただくこともできますよ。
- 5/13「愚者」
- 5/27「マジシャン」
- 6/10「女司祭」
- 6/24「女司祭」復習からの「女帝」
- 7/8 今までの4枚のまとめと「皇帝」
- 7/22「皇帝」
- 8/5「司祭」
- 8/19「恋人たち」
- 9/2「戦車」
- 9/16「力」
- 9/30「隠者」
- 10/14「運命の車輪」
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