初回「愚者」、2回目「魔術師」、3回目「女司祭」、4回目「女帝」、5回目今までの4枚のまとめと「皇帝」、6回目「皇帝」、7回目「司祭」、8回目「恋人たち」、9回目「戦車」、10回目「力」、11回目「隠者」、12回目「運命の車輪」、13回目「正義」
今回は「吊るされた男」

これはマルセイユ版とはまるで違うカードなんだなぁという印象。普通のウェイト版大アルカナ講座ではそこまで感じませんでしたが、生命の木から学ぶと、足を縛られてる意味が全然ちがうように思いました。
固定観念に縛られているのか、考えをそらさずに一心に考え続けるために身動きをとめているのか。
今回は「吊るされた男」が該当するパス23、その両端のセフィラー:ゲブラー&ホドを中心に解説していただきました。

生命の木は何度か受けさせていただいてますが、ゲブラーの「意志」「決意」というのが、ようやく今回わかりかけた気がします。
そうすると、このパスが左側の柱にあるのも納得です。「嫌だな」「めんどくさ」なんて感情に流されたり、「まぁなんとかなるんじゃない?」て木星的な楽観ではできないことがありますもんね。
最後、ウェイト版に加えられた「後光」の意味をお聞きしたときは、「吊るされた男」のドラマのクライマックスのようで、拍手したい気分でした。
「吊るされた男」の図像については、タロット大全p501〜にも。
感覚―感情―記憶のつながりで出てきた、マルセル・プルースト「失われた時を求めて」も気になります(しかし長い)
質問コーナーでお話が出た、ウェイトが後に作ったというウェイト=トリニックタロットは、シークレット・オブ・ザ・タロットp124に「女司祭」、p168に「塔」が載ってますね。美しい絵なのにモノクロなのが惜しいですが。
伊泉先生が紹介してくださった、ウェイト=トリニックのカラー版洋書は、Amazonで探せなかったなぁ。7000部限定ということで、もう売り切れなのか…どなたか見つけられてたら教えて下さいませ。
次回は11/25「死」のカードです。引き続きよろしくお願いします。

カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット
講師:伊泉龍一先生
毎回夜8時~9時の1時間ずつ
受講料1回¥3,000
- 11/25「死」、12/9、12/23(2021年は未定)
長期の講座ですが、受けたい回だけでもお申込みいただけます。すでに終わった回は録画で受けていただくこともできますよ。
- 5/13「愚者」
- 5/27「マジシャン」
- 6/10「女司祭」
- 6/24「女司祭」復習からの「女帝」
- 7/8 今までの4枚のまとめと「皇帝」
- 7/22「皇帝」
- 8/5「司祭」
- 8/19「恋人たち」
- 9/2「戦車」
- 9/16「力」
- 9/30「隠者」
- 10/14「運命の車輪」
- 10/28「正義」
- 11/11「吊るされた男」
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