初回「愚者」、2回目「魔術師」、3回目「女司祭」、4回目「女帝」、5回目今までの4枚のまとめと「皇帝」、6回目「皇帝」、7回目「司祭」
今回の「恋人たち」では、トート・タロットとA・クロウリーの話が多かったです。
伊泉先生が前日にトートの講座をされてるのもあるんでしょうし、トートのが、ウェイト版よりうまく出来てるんですって。

今回のお話を聞いて、たしかに、クロウリーのほうがこのカードへの思い入れが強そうって思いました。
とはいえ、ウェイトもやる気を見せたというカードです。伝統的なカードの絵を一新!

楽園のアダムとイブ。その物語はふつうのウェイト版講座でも聴いた方もあったかもしれませんが、このカードも司祭と同じく、キリスト教のものを描いておきながら正統派キリスト教の教えを伝えたいんじゃないんですね。
むしろそれをひっくり返そうとするもの。
そう聴いてからは、「いい子ちゃんでいいの?」ってカードがささやいてくるようにみえます。
そして、このカードに対応するヘブライ語は「剣」。この講座は生命の木を上から下へ進んでいますが、「剣」は下から上への説明のが合ってるようです。

一人ひとりバラバラに切り離されている、だから人とのつながりを求める…。
エロスとは、紀元前のプラトン哲学から20世紀のフロイトの精神分析まで、ずーっと考えられてるテーマなんですね。
個人的に、アダムとイブを「恋人たち」とよぶのは違和感ありました。全世界に二人しかいなくて恋って生まれるの?しかも自分の肋骨から生まれた女性に?それは恋愛じゃなくて自己愛では?などと思えて。
生命の木から教えていただいて、タイトル「The Lovers」が腑に落ちました。
次回は9/2,「戦車」です。ご参加の皆さまには、引き続きよろしくお願いします。

カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット
講師:伊泉龍一先生
毎回夜8時~9時の1時間ずつ
受講料1回¥3,000
- 次回9/2「戦車」
- その後9/16、9/30,10/14、10/28、11/11、11/25、12/9、12/23(2021年は未定)
長期の講座ですが、受けたい回だけでもお申込みいただけます。すでに終わった回は録画で受けていただくこともできますよ。
- 5/13「愚者」
- 5/27「マジシャン」
- 6/10「女司祭」
- 6/24「女司祭」復習からの「女帝」
- 7/8 今までの4枚のまとめと「皇帝」
- 7/22「皇帝」
- 8/5「司祭」
- 8/19「恋人たち」
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