本『口訳 古事記』

友だちが大笑いしたっていうんで、遅ればせながら読み始めた『口訳 古事記』

まだ三分の一だけど、古事記ってこんなにおもしろかったん?

神様たちの話し合いも会社の会議みたい。現代感覚に引き寄せて読めちゃうのは、今の普通の喋り言葉で書かれてるからだろうな。現代語訳であっても教科書言葉で淡々としてたら、こんな身近に思えない。

「ほな、行ってきますわ」

文章なのに語りで聞く感覚だから、バトルシーンもエキサイティングだし。ちょっとは知ってたエピソード(天照大神の岩戸隠れ、ヤマタノオロチ退治、因幡の白うさぎなど)も面白みが増した。

「因幡の白うさぎ」部分、試し読みあります。

お探しのページが見つかりません | 現代ビジネス | 講談社

表紙の絵はスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治するシーン、浮世絵師:月岡芳年のもの

『日本略史 素戔嗚尊』月岡芳年(1887)

昔の人はこんな神様、こんな怪物をよく想像したなと感心する。今だと子どもの頃から映像で見てしまうものが多いから、逆に自由な想像が膨らませられないのかも。

とはいえ、こういう神話的なものは、今でもみんなの中にあるんでしょうな。だから読んでイメージできるんでしょう。

なんとなく受け継がれてきて身について、生命の木の9イェソドに格納されてるとしたらば、知らず知らずにも判断基準や反応のパターンにもなってるのかなと思ったり。

「節制」のパスみたいな読み方してる。荒唐無稽な神話への冷めた目と、それでも面白くてページをめくっちゃう熱さと、両方あって。

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