1回目パス32「世界」、2回目パス31「審判」、3回目パス30「太陽」、4回目パス29「月」、5回目パス28「星」、6回目パス27「塔」、7回目パス26「悪魔」
8回目はパス25と「節制」
今回はパスの前にタロットの解説から。
手にもつ水とワインを混ぜています。お酒を薄める絵から「飲みすぎないで健康的に飲もう」、「節制」しようの寓意画なんですね。
- ほどほどにしておく
- 混ぜる
これが生命の木でこのパスを渡っていくのに大事になるようです。
「節制」が対応するのはセフィラー9と6を結ぶパス25。
このパスは木の真ん中の柱にあります。木の右:セフィラー2―4―7の側は「可能性」、木の左:セフィラー3―5―8の側は「制限」、その間にあってバランスをとっている、「可能性」と「制限」をミックスしていくパス。
架空の人物の物語で説明していただきました。例え話はおかしさを誇張してるから笑えるけれど、なんとなく心が苦しくなるのは、自分にも思い当たることがあるからでしょうね。
なにかというと、これまで学んできたヴェールの下での無意識の反応パターン、二項対立図式が、どうしようもなくあるってことです。無意識の線引きによって、知らぬ間に自分で自分を苦しめてやしないか?
「絶対にこっちがいい」こだわりが原動力になることもありますよね。でも「あっちは絶対やだ」「あっちにいったら人生終わり」とまで線が強くなっちゃうと、嫌いなものが増えすぎて生き辛いだろうなと思うんです。
そこで「節制」、ほどほどに。どっちであってもいい、境界線を曖昧にしていくこと。人生には制限もあるけど可能性もある、なんでも可能ではなくても、今できることはある。
そしてこのパスも、前回のパス26「悪魔」と同様、目覚めたという錯覚を生みやすいようです。
パス25のヘブライ文字は柱/はしご。セフィラー9からはしごを使って6に上がった気になってしまう…でも実は、6ティファレトにいったつもりで8ホドにいってるのでは?というお話でした。
グリア本だとp.189〜
上から目線で語りだすというのは、こういう心の動きがあるのかもしれないですね。
次回は9/22,ヴェールを超えていく3つ目のパス24,タロット「死」です。
タロットの大アルカナと共に学ぶ「生命の木」
【第1弾】マルクトからヴェールを抜けるまで
講師:伊泉龍一先生
次回9/22
20時〜21時(1時間)
受講料1回¥3,000
終わった回は録画配信できます。
- 1回目:パス32/タロット世界
- 2回目:パス31/タロット審判
- 3回目:パス30/タロット太陽
- 4回目:パス29/タロット月
- 5回目:パス28/タロット星
- 6回目:パス27/タロット塔
- 7回目:パス26/タロット悪魔
- 8回目:パス25/タロット節制
お申し込みは、上の画像かタイトルをクリックで、専用ページからお願いします。
10月から【第2弾】に続きます。
【第2弾】ヴェールの上から深淵の下まで
- パス23〜19,タロット「吊るされた男」から「力」
- 10/6,10/20,11/3,11/17,12/1
【第3弾】深淵の上まで
- パス18〜11,タロット「戦車」から「愚者」
- 12/15,12/15, 1/12, 1/26,2/9,2/23, 3/9, 3/23
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