1回目パス32「世界」、2回目パス31「審判」、3回目パス30「太陽」、4回目パス29「月」、5回目パス28「星」、6回目パス27「塔」
7回目はパス26とタロット「悪魔」
ヴェールを抜けるパス5本の中でも、このパス26と向かい合うパス24が最難関だとか!
この絵、鎖に繋がれた人たちは逃げようともしてないし、のんきな様子。囚われてるのに気づいてないみたいです。
知らないうちに囚われてない?それに気づけよ!というカード。
ここまでは普通のタロット講座で習うこと、この講座では、生命の木を使って囚われの背景を説明していただきました。
「自分が思ってることは絶対だ」こうなっちゃうのはなぜなのか?
「悪魔」が対応するパスはセフィラー8と6を結ぶパス、ヴェールを抜けて6ティファレトに向かうとき、罠があるようです。
一段上がったつもりになって、上から広く見渡してる、だからわかってる(あなたはわかってない)という勘違い。前回の「塔」のカードで塔の上から見通してる気になってた人にも似てる。
いや、離れて見るから見えなくなる部分もありますよね。細かいとこは見えません。逆にぐっと近寄って見れば、全体像は見えなくても細かいところはよく見えます。どっちも見こぼしがあって完全じゃない。
「これが正解」「これが絶対」はない、というのを視野から教えていただきました。このパス26のヘブライ文字は「目」。
それぞれの立ち位置で見えてるものが違う、見る目が違えば意見も違ってくる、だから対話が必要になるというお話。
ここで疑問。多様性はいいけど、じゃあ何でもありなの?非人道的な意見や反社会的なのも?この問題はこの先のステップみたいです。
今の時点で6ティファレトに上がるのは、自分の見ている世界は絶対じゃない、すべてを見渡すことはできない、限界があるんだと知ること。
ティファレトに対応するのは占星術の「太陽」で、太陽神アポロンの神託所に掲げられた言葉「汝自身を知れ」が思い起こされます。自分自身を見る位置に立つのがティファレトだそう。
なんかのときに「あぁ私ってこういうときこう反応するんだな」「これを言われると喜んじゃうな」ふと気づく時、一瞬ティファレト状態なのかも。
次回は9/8,パス25と「節制」です。ヴェールを抜けるパスがしばらく続きます。
タロットの大アルカナと共に学ぶ「生命の木」
【第1弾】マルクトからヴェールを抜けるまで
講師:伊泉龍一先生
次回9/8,9/22
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
★この先の【第2弾】は先生から日程をいただき次第、ご案内いたします。
終わった回は録画配信できます。
- 1回目:パス32/タロット世界
- 2回目:パス31/タロット審判
- 3回目:パス30/タロット太陽
- 4回目:パス29/タロット月
- 5回目:パス28/タロット星
- 6回目:パス27/タロット塔
- 7回目:パス26/タロット悪魔
お申し込みは、上の画像かタイトルをクリックで、専用ページからお願いします。
現在進行中の講座は生命の木を「下から上へ」ですが、昨年やった「上から下へ」を並行して受けてくださってる方もいらっしゃいます。昨年バージョンの「悪魔」の回ではこう思っていました。
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