【パメラ】周りの話が続きます。6/9朝11時からZoomで伊泉先生の「ウェイト版タロットを理解する」

次回は、前回紹介された女優エレン・テリーの娘:イーディス・クレイグの話か、20世紀が始まった頃の話、という予告でした。

ライシアム劇場のステージ上のエレン・テリーとエディス・クレイグ、1895年頃

パメラが特に強い絆で結ばれることになったのは、テリーの娘イーディス(エディ)・クレイグだった。

シークレット・オブ・ザ・タロット 世界で最も有名なタロットの謎と真実』p.41.

娘さんもウェイト=スミスタロットのモデルかな。

イーディス・クレイグは(1869年12月9日 – 1947年3月27日)、日本の女優第1号:川上貞奴と同時代の人じゃないですか(1871年9月2日 – 1946年12月7日)。2歳違い。

アメリカやヨーロッパを巡業して人気を博した貞奴、1900年ごろにはロンドンでも公演してるようなので、どこかの劇場でイーディスと出会っていたりして?!

サダ・ヤッコ、アルフレッド・ミュラー作、1899-1900 名古屋市旧川上貞奴邸にて

当時はジャポニズムブームもあり、パリ万博での公演では勲章を授かり、ピカソに描かれ、ドビュッシーの曲にもなって貞奴。同じ時代の演劇人なら名前を耳にするくらいはしてたんじゃないか?

パメラの絵にも浮世絵の影響があったしね、なんとなく日本とのつながりを感じたくなります。

次回「ウェイト版タロットを理解する」は6/9(金)朝11時からZoomで録ります。Zoomへのご参加は↓こちらから
https://thelema-s.com/online221111.html

『シークレット・オブ・ザ・タロット』第二章『ピクシー―パメラ・コールマン・スミス』の紹介のこれまで

その他、この『シークレット・オブ・ザ・タロット』フリー講座のこれまで

1回目:ウェイト=スミスタロットの誕生

2回目:ウェイトが作った2番目のタロット

3回目:14のキーワードを使ったリーディング1

4回目:生命の木の最短解説

5回目:小アルカナを4グループに分ける

6回目:コート・カード(ペンタクル)

7回目:コート・カード(カップ)

8回目:コート・カード(ソード)

9回目:コート・カード(ワンド)

10回目:ウェイトの薔薇十字スプレッド

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