次回は、パメラが舞台の仕事をしていたライシーアム劇場関係者のお話。
出演していたエレン・テリーとヘンリー・アーヴィングの名前が予告されていました。とくに、女優エレン・テリーとのつきあいが、タロットの絵に直接関係あるってことでしたね。
英語版のWikipediaから拝借したエレン・テリーの画像、この姿の説明がありました↓
ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ヘンリー八世』でアラゴン女王キャサリンを演じたデイム・エレン・テリー(1847-1928)。デイム・エレンは、サー・ヘンリー・アーヴィング(1838-1905)がロンドンのライシアムで『ヘンリー八世』を上演するためにデザインした衣装を着ています。
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dame_Ellen_Terry_as_Katherine_of_Aragon_Shakespeare_Henry_VIII.jpg
ヘンリー・アーヴィングには「サー/Sir」、エレン・テリーも「デイム/Dame」(ナイトに相当する女性の敬称)がついてます。彼は俳優として初めてナイトの爵位を授与された人物だそうで、二人ともイギリス演劇界の偉人ではないですか。
英語版のWikipedia、なにげなく読んでたら二人の人生自体がドラマみたいです。
道徳に厳しいヴィクトリア朝時代にあってエレン・テリーの恋愛遍歴はスキャンダルだったろうし、ヘンリー・アービングもクセが強そう。
創作意欲を掻き立てる人たちだったんでしょうねぇ。
前回紹介されたブラム・ストーカーは、ヘンリー・アーヴィングの元で働き、彼を神のように崇拝していて『ドラキュラ』のインスピレーションのもとはアーヴィングだとか。へぇぇ。
パメラとの関係は次回のお話をお楽しみに!
5/26(金)朝11時からZoomで録ります。Zoomへのご参加は↓こちらから
https://thelema-s.com/online221111.html
『シークレット・オブ・ザ・タロット』第二章『ピクシー―パメラ・コールマン・スミス』の紹介のこれまで
- 第二章のイントロダクション
- パメラの紹介2・絵の先生の影響
- パメラの紹介3・ブラム・ストーカーとの出会い
その他、この『シークレット・オブ・ザ・タロット』フリー講座のこれまで
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