続【パメラ】の紹介・Zoomは5/26朝11時から・伊泉先生の 「ウェイト版タロットを理解する」

次回は、パメラが舞台の仕事をしていたライシーアム劇場関係者のお話。

Lyceum Theatre, London

出演していたエレン・テリーとヘンリー・アーヴィングの名前が予告されていました。とくに、女優エレン・テリーとのつきあいが、タロットの絵に直接関係あるってことでしたね。

Ellen Terry as Katherine of Aragon Shakespeare Henry VIII

英語版のWikipediaから拝借したエレン・テリーの画像、この姿の説明がありました↓

ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ヘンリー八世』でアラゴン女王キャサリンを演じたデイム・エレン・テリー(1847-1928)。デイム・エレンは、サー・ヘンリー・アーヴィング(1838-1905)がロンドンのライシアムで『ヘンリー八世』を上演するためにデザインした衣装を着ています。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dame_Ellen_Terry_as_Katherine_of_Aragon_Shakespeare_Henry_VIII.jpg

ヘンリー・アーヴィングには「サー/Sir」、エレン・テリーも「デイム/Dame」(ナイトに相当する女性の敬称)がついてます。彼は俳優として初めてナイトの爵位を授与された人物だそうで、二人ともイギリス演劇界の偉人ではないですか。

英語版のWikipedia、なにげなく読んでたら二人の人生自体がドラマみたいです。

道徳に厳しいヴィクトリア朝時代にあってエレン・テリーの恋愛遍歴はスキャンダルだったろうし、ヘンリー・アービングもクセが強そう。

Henry Irving, as Hamlet, in a 1893 illustration from The Idler

創作意欲を掻き立てる人たちだったんでしょうねぇ。

前回紹介されたブラム・ストーカーは、ヘンリー・アーヴィングの元で働き、彼を神のように崇拝していて『ドラキュラ』のインスピレーションのもとはアーヴィングだとか。へぇぇ。

パメラとの関係は次回のお話をお楽しみに!

5/26(金)朝11時からZoomで録ります。Zoomへのご参加は↓こちらから
https://thelema-s.com/online221111.html

『シークレット・オブ・ザ・タロット』第二章『ピクシー―パメラ・コールマン・スミス』の紹介のこれまで

その他、この『シークレット・オブ・ザ・タロット』フリー講座のこれまで

1回目:ウェイト=スミスタロットの誕生

2回目:ウェイトが作った2番目のタロット

3回目:14のキーワードを使ったリーディング1

4回目:生命の木の最短解説

5回目:小アルカナを4グループに分ける

6回目:コート・カード(ペンタクル)

7回目:コート・カード(カップ)

8回目:コート・カード(ソード)

9回目:コート・カード(ワンド)

10回目:ウェイトの薔薇十字スプレッド

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