次回のパス27は、セフィラー8ホド(水星)と7ネツァク(金星)を結びます。思考と感情(水星と金星)という対立するものを直接つなぐパス。
- 占星術の対応は「火星」
- タロットの対応は「塔」
火星は戦いの星とか言われます。思考と感情のせめぎあいが火を吹く?
Eテレ100分de名著「ヘーゲル“精神現象学”」の3回目「理性は薔薇(ばら)で踊りだす」で、これを思わせる話題がありました。
「啓蒙と信仰の戦い」
合理的に考える「啓蒙」の側は、「信仰」は迷信だと否定する。「キリストの血、キリストの肉って、ただのワインとパンでしょ。そんなものを崇めてどうするんですか?」
「信仰」の側だってそんなことはわかっている。わかっててメタファーとして使っている。科学では説明できない愛や友情、人生の意味など扱うのが信仰だから。
でも「啓蒙」は頭ごなしに「盲信から目覚めよ!」と自分の意見で丸め込もうとする。これ、実は「啓蒙」の側も、科学を特権視する一つの「信仰」になっている。
なんにも疑わないで「丸飲み」して信じちゃうのは問題だけど、「冷静に客観的に言ってる」と言うほうも信じたいものを信じているだけでは?自分のことを棚に上げて。
それぞれの「塔」を守るだけで済まずに、相手の「塔」を崩したい感情が「火星」の着火剤のひとつなんかなーと思ったり。
関係ない話でした。
伊泉先生のパス27と「火星」の解説は、Zoomでは5/26(金曜)夜8時からです。
占星術から学ぶカバラの「生命の木」10のセフィラー及び22のパスと星座・惑星・元素の関係
隔週金曜開催
次回5/26,(以降6/9,6/23,7/7,7/21,8/4)
20時〜21時(1回1時間)
講師:伊泉龍一先生
受講料1回¥3,000
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online230324.html
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