この講座は ”生命の木のパス全てを、タロットやヘブライ文字との対応も含めて、じっくりと説明します” というもの。
初回はいちばん下のパス32と「世界」のカードでした。
パス32はセフィラー10マルクトと9イェソドをつないでいます。まずこの二つのセフィラー、マルクトとイェソドの説明から。
いちばん下のマルクトは人間の体でいえば足、地に足ついてるとこ。見える、聞こえる、触れられる世界。一段あがったイェソドは身体で触れない想像の世界。
物質世界と想像世界のあいだにタロット「世界」があてられています。
左が昔のカード、右がウェイト=スミス。生命の木と無関係なマルセイユ版と、生命の木との関連でデザインし直されたウェイト版、絵がそんなに違うようには見えなかったけど、同じモチーフでも象徴してるものが違うんですね。
キリスト教絵画から占星術の象徴へ、四隅の生き物は火・水・空気・土=四元素を表している、元素でできてる物質世界に生きてるということか。
四元素といえば「魔術師」のテーブルの上にもおかれてます。
「世界」と「魔術師」、生命の木でみると、この2枚のカードには「土星」という共通項がある!(タロットだけなら「土星」は出てこないですけど)
「土星」は制限、試練、厳しい星。だけど「世界」はいいふうに受け止められるカードじゃない?なんで?をこのあと説明していただきました。
このパスに対応するヘブライ文字は「タウ」十字。+は土星のマークにも入ってますが、時間と空間を表すもの。時間や場所には限りがある、制限の中で生きるしかないけど、いつどこでを決めるから想像したものを現実に「完成」できる、制限から生まれるものもありますね。
十字架に縛り付けられたように固まって生きるのか、輪っかの中でも踊りながら生きるのか。
このあと木を上にあがっていってから今回の話を振り返ると、またしみじみしそうです。
ご受講いただいた皆さま、いかがでしたでしょうか?はじめのうちは話についていくのにお忙しいかもしれませんが、回を重ねるごとに慣れていただけると思います。また、録画なら止めたり戻したりしながら聴けるのでご活用いただければ。
生命の木はじめて/受けたことある、タロットやってる/知らない、占星術しってる/しらないで、入りやすかったところ、印象に残ったところも違うかもしれませんね。
前にも受けてる人のために伊泉先生も気を使ってくださって、新しい切り口でお話いただきました。今まで話されてない「神の名」のお話も。グリアさんの本の該当箇所、もう一回読んでみよう。
次回は6/16です。またお待ちしてますね〜
タロットの大アルカナと共に学ぶ「生命の木」
【第1弾】マルクトからヴェールを抜けるまで
講師:伊泉龍一先生
次回6/16,6/30,7/14,7/28,8/11,8/25,9/8,9/22,隔週水曜。
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
終わった回は録画配信できます。
- 1回目:パス32/タロット世界
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