レポ◆神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編12回目「土星」2021/6/25

1回目「太陽」前編2回目「太陽」後編3回目「月」前編4回目「月」後編と「水星」少し5回目「水星」6回目「金星」前編7回目「金星」後編「火星」少し8回目「火星」9回目「木星」10回目「木星」後編と「土星」少し11回目「土星」

今回は土星の続きです。

占星術本に書かれているという土星のキーワード「秩序、制限、法、父、限界」。でも法とか父っていうのは木星でも出てきました。木星と土星でどう違うの?

キーワードだけでははっきりしないとこを、物語をとおして具体的にしていく講座ですけれども、木星はゼウス(ユピテル)のふるまいに現れてるかも。気に入ったら手段を選ばずものにするし、トラブルの対処も俺様ルールじゃないですか。

そういう自分ルールじゃなくて、すでに決められてるルールに従うのが土星なんですね。真面目というか堅いというか、「ちょっとくらいいいやん」を許さない厳しさ。

自分をどう見積もるかも大違いで、「まだまだいける」「なんとかなるさ」甘々の木星と「できることは限られてる」と厳しい土星。いくら可能性があったって何もしなければ花開きません。土星的に自分の限界をわかったうえで、実際にできることをやってくのは建設的かも。

現実を見よ!な土星は、この世で生きる知識をつけてくれる指導者でもあるようです。職人さんの親方のような「父」のイメージ。「伊泉先生が私の土星先生」ってご感想もいただいてますが、皆さんはいかがでしょう?

メンターを求めてインドに行ったビートルズの話もおもしろかったです(ちなみにジョージ・ハリスンは最後までインド信仰だったのかな。遺言により遺灰はガンジス川に流されたそうで)

(ビートルズが1968年にインドを訪れた旅に焦点を当てたドキュメンタリー映画『The Beatles And India』が今年公開されるようですね)

後半はサターンリターンのお話へ。

自分が生まれた時の土星の位置に、今の土星が巡ってくるのが土星回帰。29歳、58歳、87歳は、今までの自分が死んで新しい自分に変わる時期なんですね。

自分のことを振り返るとたしかに、29歳でそれまでの私は鎌で刈り取られました…否応なく生き方が変わった年。

心理占星術でいう ”本人がその惑星の機能を自分のものにしてないと、外からやってくる” 、これの土星バージョンが私の1回目のサタリタだったかも。自制心を学びました。

そして今回は、現代占星術でのホロスコープの読み方も少し教えていただけましたよ。

(架空のホロスコープ)

木星や土星の見方のポイントもわかりましたね〜

この講座のテキスト

占星術と神々の物語 ーホロスコープの中の元型


終了した回も録画配信できます。テキストもありますよ。

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神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編

  • 1回目「太陽」前編
  • 2回目「太陽」後編
  • 3回目「月」前編
  • 4回目「月」後編と「水星」
  • 5回目「水星」
  • 6回目「金星」前編
  • 7回目「金星」後編と「火星」
  • 8回目「火星」
  • 9回目「木星」
  • 10回目「木星」「土星」
  • 11回目「土星」
  • 12回目「土星」

1回約90分
受講料1回¥4,500
講師:伊泉龍一先生

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  • 6回目:ベスタ

1〜5回目は1回90分、受講料¥4,500/回
6回目のみ60分、受講料¥3,000
講師:伊泉龍一先生

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1回1時間
受講料1回¥3,000

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