1回目「太陽」前編、2回目「太陽」後編、3回目「月」前編、4回目「月」後編と「水星」少し、5回目「水星」、6回目「金星」前編、7回目「金星」後編「火星」少し、8回目「火星」、9回目「木星」、10回目「木星」後編と「土星」少し、11回目「土星」
今回は土星の続きです。
占星術本に書かれているという土星のキーワード「秩序、制限、法、父、限界」。でも法とか父っていうのは木星でも出てきました。木星と土星でどう違うの?
キーワードだけでははっきりしないとこを、物語をとおして具体的にしていく講座ですけれども、木星はゼウス(ユピテル)のふるまいに現れてるかも。気に入ったら手段を選ばずものにするし、トラブルの対処も俺様ルールじゃないですか。
そういう自分ルールじゃなくて、すでに決められてるルールに従うのが土星なんですね。真面目というか堅いというか、「ちょっとくらいいいやん」を許さない厳しさ。
自分をどう見積もるかも大違いで、「まだまだいける」「なんとかなるさ」甘々の木星と「できることは限られてる」と厳しい土星。いくら可能性があったって何もしなければ花開きません。土星的に自分の限界をわかったうえで、実際にできることをやってくのは建設的かも。
現実を見よ!な土星は、この世で生きる知識をつけてくれる指導者でもあるようです。職人さんの親方のような「父」のイメージ。「伊泉先生が私の土星先生」ってご感想もいただいてますが、皆さんはいかがでしょう?
メンターを求めてインドに行ったビートルズの話もおもしろかったです(ちなみにジョージ・ハリスンは最後までインド信仰だったのかな。遺言により遺灰はガンジス川に流されたそうで)
後半はサターンリターンのお話へ。
自分が生まれた時の土星の位置に、今の土星が巡ってくるのが土星回帰。29歳、58歳、87歳は、今までの自分が死んで新しい自分に変わる時期なんですね。
自分のことを振り返るとたしかに、29歳でそれまでの私は鎌で刈り取られました…否応なく生き方が変わった年。
心理占星術でいう ”本人がその惑星の機能を自分のものにしてないと、外からやってくる” 、これの土星バージョンが私の1回目のサタリタだったかも。自制心を学びました。
そして今回は、現代占星術でのホロスコープの読み方も少し教えていただけましたよ。
木星や土星の見方のポイントもわかりましたね〜
この講座のテキスト
終了した回も録画配信できます。テキストもありますよ。
お申し込みは、画像かタイトルをクリックで、専用ページからお願いします。
神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編
- 1回目「太陽」前編
- 2回目「太陽」後編
- 3回目「月」前編
- 4回目「月」後編と「水星」
- 5回目「水星」
- 6回目「金星」前編
- 7回目「金星」後編と「火星」
- 8回目「火星」
- 9回目「木星」
- 10回目「木星」「土星」
- 11回目「土星」
- 12回目「土星」
1回約90分
受講料1回¥4,500
講師:伊泉龍一先生
関連講座
内なる「女性性」の元型としての小惑星―女神たちの伝承と小惑星
- 1回目:ケレス
- 2回目:ケレス、パラス
- 3回目:パラス、ジュノー
- 4回目:ジュノー
- 5回目:ベスタ
- 6回目:ベスタ
1〜5回目は1回90分、受講料¥4,500/回
6回目のみ60分、受講料¥3,000
講師:伊泉龍一先生
天王星・海王星・冥王星を深く学ぶ―神話の「元型」とトランスサタニアンの意味
講師:伊泉龍一先生
1回1時間
受講料1回¥3,000
コメント