ウェイト版とマルセイユ版のちがいなどを語り合う

しばらく前のこと、受講してる人同士で、ウェイト版とマルセイユ版の違いについて、思うところを話し合ってたんですね。

「ウェイト版は整えられた美しい世界、マルセイユ版は素朴で残酷さもある」て言ってくれた方がいて、あぁそうかぁ〜〜!て思いました。

たとえば愚者。

ウェイト版は、太陽の輝きを受けたきらめくような若者、花までもって。この人は「経験を求める魂」だそうで、まだわかってないから旅に出るんだけども、別に愚か者には見えなくない?

マルセイユ版だと服は破れ、犬に追われてる、見るからに愚者。昔は、こういうナチュラルにおかしい人を容赦なく笑いものにしてたんだとか。人としてひどいけど、愚者だからこそ「自由」という特権ももらってた―社会の枠の外にいるから。

吊るされた男も。

マルセイユ版は監獄に描かれた罪人、裏切り者の絵。やっちまったら吊るされる、どうしようもない。

ウェイト版だと見違えます、後光がさしてます。あえて動きを止めて瞑想し、高次の霊性に目覚めてきたところだとか。

だいぶ違います。好みは分かれますよね(どっちが良い/悪いではなく)

マルセイユ版は「身も蓋もないな」って思う人もいるし、ウェイト版や生命の木は「きれいごと」と感じる人もいますね。

どっちもいいとこあるし、両方を知った上で、相手に合わせて使い分けできるのがいいかな。自分の好き嫌いとは別に。

11月、12月、名古屋ではマルセイユ版、ウェイト版、両方の講座予定あります。

マルセイユ・タロット大アルカナ集中講座(全4回)

2回目:11/11(月)、3回目:11/25(月)、4回目:12/9(月)
時間:12:30〜4:30(4時間)
講師:伊泉龍一先生
会場:名古屋栄
受講料:1回¥12500(前払い)当日現金払いは1回¥13000

10/7の初回は、マジシャン、皇帝、戦車、正義、教皇でした。1回目のレポート

2回目11/11は、女教皇の途中からです。2回目からのご参加もあと少しお席あります。

「世界」からたどるウェイト版大アルカナと生命の木(全2回)

2回目:12/8(日)
時間:2〜6時半(4時間半)
講師:伊泉龍一先生
会場:名古屋駅近く
受講料:¥12500、当日現金払いは¥13000

タロットがメインの生命の木講座です。

初回10/6は「世界」「最後の審判」「太陽」生命の木はマルクトからホドのあたりでした。1回目のレポート

12/8は「月」のカードから。まだお席ございますので、12月だけのご参加もぜひ。

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