タロット集中講座ー大アルカナ編1回目2019/10/7

タロットはじめての方、マルセイユ版が初めての方も多く、これから学ぶ大アルカナはどんなものか、お話ありました。

タロットの起源は15世紀のイタリア。大アルカナに描かれた絵は、当時の詩人ペトラルカが「人間にとって価値あるもの」をうたった文学作品が元だとか。

マルセイユ版は、そのころの絵と大きく変わってないから、大アルカナ一枚一枚に当時うたわれたような教訓があると。

それが、500年もたってるのに古くさくないんですね。時代を超えた普遍性があるというか、今の私たちにも気づきをもたらしてくれるのですから。

大アルカナを番号順にみていくと、はじめの方のカードは人間がメインで「皇帝」「教皇」など人物そのまんま。うしろの方のカードになると主役が人間じゃなくなっていく(「星」「月」など)のですね。

絵を見るだけでも何となく感じられますが、前半のカードのほうがストレートで、後半のカードのが複雑になっていくようです。

1番の「奇術師」と19「太陽」のカードと見比べてみると

1はマジシャンが枠いっぱいに大きく描かれてますが、19「太陽」のカードでは人が小さくて太陽がどーん。「マジシャン」は一人で下に物が置かれてる、「太陽」は光を降り注ぐ太陽の下で、二人が横に並んでる。

絵の違いを見ながらの説明だと、メッセージの違いもわかりやすかったんじゃないでしょうか。

続いて「皇帝」「戦車」。ここまでは「私がどうするか」が大切なカードでした。悩みに対して、人に決めてもらうのでもなく、何かが起きるのを待つのでもなく、自分が動かなきゃいけない3枚。

次に教わった「正義」「教皇」(「女教皇」少し)はまた違うタイプです。

迷うなら、納得するまで考えるべきなのか、胸に手を当てて心に問うときなのか、いやもう迷うまでもなく生理的レベルで反応しちゃうのか、いずれにしても「自分の中に答えはある」という3枚。

今回はここまで。

タロットを占いに使えるように、占いによく来る人の例がいくつも上げられました。占いフリークへの応酬話法や、伝え方の工夫も。現役の占い師さんたちは、うんうん頷いてらっしゃいましたが

占いしてない、自分が占ってもらうこともなかった人からは、「そんな人、本当にいるんですか?」て質問が!こういう方が受けてくださって、先生も新鮮だったそうです。

今回はじまったクラスは、隣り合った人同士、もともと知らない人でもお話が弾んでたかも。皆さんがにぎやかだと、先生もお話が進めやすいそうですよ。ご機嫌だったのかな、お歌も聴けましたね「天国への階段」

次回以降もいいムードでやっていけるとありがたいです。ご参加の皆さま、よろしくお願いいたします。

次の日程はこちら
11/11(月)11/25(月)12/9(月)

2回目からのご参加もできます(お席あと少しあります)。

マルセイユ・タロット大アルカナ集中講座

4時間4回で、マルセイユ版の大アルカナ22枚を解説です。初心者さまにも学びなおしたい方にも向く、伊泉先生の定番のタロット講座です。


リチャード・ヘルなんて懐かしい名前を聞いて、久しぶりに聴いてみたりとか

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