「世界」からたどるウェイト版大アルカナと生命の木のパス1回目2019/10/6

最初にお詫びでございます。ご参加いただいた皆さまには、大変ご迷惑をおかけしまして、誠に申し訳ございませんでした。次回は不手際がないよう努めます。

最初に伊泉先生からお話がありました。「ウェイト版タロットの絵を学ぶこと=生命の木を学ぶこと、逆に生命の木を学ぶとウェイト版タロットの絵がわかる」。

ウェイト版大アルカナ、生命の木、どちらも単独の講座がありますが、ふたつ一緒に学んでいけるといいかなと思ってお願いした講座です。

「通常のウェイト版大アルカナ講座では短くなりがちな後半カードの解説を長めに聴きたい」のもあって、大アルカナ最後の「世界」から、対応する生命の木のパスを下から上にのぼっていく形で進めていただきます。

初回は「世界」「最後の審判」「太陽」まで

伊泉先生の翻訳本シークレット・オブ・ザ・タロットp3の図を加工

私たちの現実はどう作られているか?

生命の木では「上にあるものが下にあるものを作っている」。いちばん下のマルクト=現実を作っているのは、その上にある、想像(9イエソド)、思考(8ホド)、感情(7ネッアク)。

思考や感情によって現実が作られるというと、引き寄せの法則?「いや違う」というところに時間をかけて説明がありました。キラキラした言葉に隠されたギラギラの欲望、そのブラックさに気づけないと上に上がれない…

さて「世界」のカードは想像と現実をつなぐパスにあります。

梅干し、想像するだけで唾液が出てきます、現実に。梅干しを食べた経験がなければそうはならないでしょう。「酸っぱい」と身体が覚えているから反応する、身体的記憶が自動運転してくれる。

これがあるから、一回覚えたものは意識しなくてもできるんだけど(自転車に乗るとか、いつもの駅まで歩くとか)、無意識の反応がパターン化しちゃうと自由に動けなくなるそうです。

「吊るされた男」を反対向きにすると、足の形が「世界」と同じ。だけど一方はしなやかに踊ってて、一方は縛られて固まっています(先生が翻訳された「タロットの書」にも載ってますね)

足を縛ってるのはなに?

固定観念からの開放が「審判」のカードだとか。このカードが対応するのは「歯」を意味するパス31。固定観念を噛み砕け〜!

砕く=細かくする、細かく分ける→分析する必要があるのですねぇ。「審判」と次の「太陽」は8ホド(思考)につながっています。7ネッアク(感情)に向かう前に頭を使わないと、無意識の反応パターンに戻ってしまう…

だけど、考えればすっと答えが出るわけじゃない、何が正しいかわからない、不安にならざるをえない→次回は「月」のカードから。

「太陽」と「死」はどちらも馬に乗って旗をもっている、「死」と「月」には同じ2つの塔がある、絵の関連性は生命の木のパスとパスの関連性も示唆しているそうです。続きが楽しみ!

講座のはじめに「わかるところ、わからないところは人によって違う」と先生がおっしゃってました。ふだんの考え方や好みによる違いもあるし、今までの受講歴によっても違うかなと思われます。

初めての方には難しかったかもしれませんが、だんだん慣れていただけるかと…。

今回は、皆さんの前で私なんぞがお話させてもらうという、まさかの展開もありました。「生命の木」がまったく初めての方もいらして、「先生が到着されるまでの時間にちょっと教えて」と言ってくださったものですから。

本編の前に喋りすぎないよう軽い前フリでしたけれども、、前もって準備してたわけじゃなく、いま思い出しても冷や汗でます。お耳汚し失礼いたしました。

次回は12/8(日)、少し先になりますが、皆さま、2回めもよろしくお願いいたします。

「世界」からたどるウェイト版大アルカナと生命の木(全2回)

次回は2〜6時半(4時間半)です。

2回目だけのご参加もOKですよ。

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