鏡よ鏡

このところ「人間成長」の講座が連続でした。心理占星術の惑星、タロットのフールズ・ジャーニー

惑星と大アルカナ、成長のプロセスは違うんだけど、取り入れられてる心理学が共通するから、似てるとこもありますね。

「金星」と「恋人」カードは、理想や憧れに向かうのが似てるなーとか

エデンの園では裸でも、恋したらおしゃれするよね。

「太陽」「火星」は「戦車」と「正義」に似てるなーとか

あこがれるだけじゃなくて、自分自身が理想に近づいていこうとする段階、そしてそれを他者からジャッジされる段階へ

欲しいものがあるなら、戦って勝ち取らなきゃならない。人にアピールして認められなきゃならない。

勝負はシビアですよねぇ。ひとつしかないポジションを取り合うなら、必ず誰かが負けるんですから。

もし自分が手に入れられたのなら、今度は与える側に回れるのが次の「木星」

ところが、木星に進まずに火星にとどまると、若者に可能性を与えず戦い続けるんだとか…これ聞いて思い出すのは、白雪姫の継母です。

「鏡よ鏡、世界でいちばん美しいのはだあれ?」「お妃様です」

これが「白雪姫です」になったとたん、自分の地位を奪われないように凶行に及ぶんですからね…

罰として、真っ赤に焼いた鉄の靴を履いて踊らされるというのも火星っぽい(赤、鉄)

大アルカナ後半のカードに行けてればよかったんでしょうにね。

世界一の美女であり続けるという不可能な欲を手放せていたら。鏡が下す評価に関係なく、生きてる意味を見つけられてたら…

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