今回は2つめの惑星解説「水星」です。
水星が何座に入っていたらどういう性質か、という話ではなくて、水星が活性化するとどうなる?を伊泉先生の体験談からお話いただきました。先日、書泉グランデさんで行われた「モダンマジック」刊行記念 魔術対談が刺激になったんだそうですよ。
前回の「月」だけでいると、習慣を繰り返してる(のにも気づいてないかも)。水星が動き出すと、お決まりのパターンから離れていける。
関心がなかったものに対して、無意識(月)にスルーするんでもなく、好み(金星)で切るんでもなく、意識的に興味をもってみたら(水星)楽しくなりそう。水星年代7〜14歳くらいの感性や好奇心で。
質問コーナーではこんな話題もありました。
- 水星が太陽とコンジャンクションしていると太陽に焼き尽くされる?
- ノーアスペクトの水星は、他の惑星と連携してないから、より意識的に使わないといけない?
- 水星をルーラーにもつ双子座・乙女座は水星を使うのが得意?
- 水星がエグザイル(デトリメント)になる射手座・魚座では水星は働かない?
古典の占星術ではディグニティ、現代占星術ではアスペクトが重視されるといいます。水星のコンディションによって働き方の良し悪しがあるんじゃないか?と疑問を持つのは自然なことかもしれません。
昔なら吉凶はっきり分けたけど、そうじゃなくなったのが今の占星術で、ディビリティだからその惑星は働かない、とか、アスペクトがないから機能しない、とかはないんですね。
シンプルに考えればいいみたいですよ。水星が射手座に入っていたら、水星は射手座的に働く。アスペクトがないなら水星は単独で動いてる。
私の水星も昔なら「終わってる」サインにいるんですけど、雑談で伊泉先生が「テレーマさんは水星が活性化してるように見える」とおっしゃってくださって、びっくりしました。水星の、思考が冴えてるほうじゃなくて、好奇心でちょこまか動くっていうほうではそうかもしれないですね。はは。
惑星編、次回は9/8です。
『占星術完全ガイド ―古典的技法から現代的解釈まで』ケヴィン・バーク (著), 伊泉 龍一 (翻訳)
水星の関連講座(有料ですが)オンラインで受けられます
◆神話で本格的に学ぶ現代占星術―惑星編(太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星)https://thelema-s.com/online210122.html
◆占星術から学ぶカバラの「生命の木」―10のセフィラ―及び22のパスと星座・惑星・元素の関係https://thelema-s.com/online230324.html
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