『目的への抵抗』、あるいは『無目的』

先週の伊泉先生のフリー講座「愚者」のお話がよかったとメール等いただいてます。

目的も方向性もなく、ただ出かけてみる。漂うように。何も考えず。

ふだんは目的があっての行動がほとんどかも。仕事のため、人と会うために出かける、旅行に行くためにバイトする・・・

目的ある行動を全部なくしたら生きてけないと思うけど、そればっかりでは遊びがなくてつまらんでしょうねぇ。目的合理性が前面にくれば、コスパ、タイパ、効率よくやるのが最も良いんだから、無駄は切り捨てられてキチキチの状態になっちゃう。

ま、目的があって始めた行為でも、やってるうちに思いがけない面白さが出てくることもあるとしても、ぜんぜん思いもしなかった「世界」に開かれるには「愚者」がいるのかなぁ、と。

目的への抵抗』という本の帯に書かれてた言葉が「愚者」っぽい。

「なんのために」から逃れるのはむずかしいのかな。

生命の木のパス23(吊るされた男)回では、「〜のために」がないものは不気味、という話もありました。わからない、不安、「月」へ。「意味がわからない」と言うとき、「不気味だから受け入れられない」ってニュアンスも含まれてるかも。

「愚者」をやってたら、他者にそう思われることもあるだろうし、自分で自分に思うこともあるな。私の場合は、「人生でなんか意味あることができるだろうか」て焦りが「愚者」の足をとめる。

でも人生がプロセスなら?

関係ない、この時点の意味なんて。

本日発売、こんな本を見つけちゃったのも共時性ですかねー

『無目的: 行き当たりばったりの思想』

”無目的はわたしたちを自由にする”、”無目的は創造性の源”、”無目的に読み進めることで予期していなかったどこかに私たちを導く” 案内文にあるフレーズだけでもおもしろ。


伊泉先生のウェイト=スミスタロットと生命の木を合わせた講座

カバラの生命の木から学ぶ「ウェイト版」タロット

くわしくはこちら↓
https://thelema-s.com/online200513.html

タロットの大アルカナと共に学ぶ「生命の木」

【第3弾】パス18~11とタロット「戦車」から「愚者」まで

くわしくはこちら↓
https://thelema-s.com/online211215.html

どちらも1回1時間
受講料¥3,000/回

コメント