パン屋さんで何気なく目に入ったリンゴとなんちゃらのパン、ラスト1個。トレーにのせようとしたときに、隣から別の人の手がのびてきました。
「あ」お互いに手を引っ込めて「どうぞどうぞ」。特にこだわりもないからお譲りしたのだけど。
もし店内にこのパン一個だったら?お腹ペコペコだったら?じゃんけんくらいはしただろうか。
「あれもこれもある」なら寛大になれるけど、「これしかない」なら惜しくなる。
もしトンビがかっさらいにきたら追い払うだろう。でも同時に、アゲひとつやれない自分の小ささにも気づいてしまう。みたいなこと、ないですか?
何かを失いたくないとき、自分の中で火星と木星のせめぎあいがあるのよね。うっすら「これは自己中心的な欲望だよな」とわかってるからかな。
生命の木で、火星と木星をつなぐパスには「力」のカード。
昔のウェイト版講座のノート「力」を読み返すと、「人間には自らの内に霊性があるから、低次の欲求を高次のほうへに向けていける」「普遍的な愛=自己を超えたものと生きていく」とメモしてました。
セコい欲望にとらわれててはいかんなぁ。
Strength、受け入れていく強さをもちたい。
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