レポ★カバラの「生命の木」のセフィラーとパスの意味3回目2020/4/4札幌

講座が終わって2週間、オンライン受講の方もこの1週間で「ぜんぶ見たよー」」という方もありますので、そろそろレポート書いてみます(長いです)

1回目2回目ではパス26(タロット悪魔)まで進みました。

3回目は、コロナ禍を例に3月の振り返りから。誰もを悩ます災難でも、どういう立場にいるかによって「こうすべきだ」「こうしてほしい」は変わるから、たった一つの正解はないですよね。どの意見も「そういう視点もあるんだな」というふうにみていきたいです。

そしてパス25へ。ここはイェソドとティファレトをつなぐパス。イェソドは「無意識」。ここには(3月に説明があった)体で覚えた反応パターンと、もう一つ、その人のイメージの世界が広がってるんですね。感じたこと学んできたことが蓄積されている。

無意識だから…本人も気づかないままに動かされちゃうし、気づいていても止められないほど根強い風習になっていたり、なんて手強いセフィラー…

イェソドの夢から目覚めてティファレトへ、このパスに対応するタロット「節制」なら、翼で上がっていけそうなものだけど、足は大地と水(無意識)についたまま。逃れることはできないからこそ「夢の中にいる」自覚をもたなきゃいけないのか。

目覚める、ティファレトは自分を意識化するのだそうです。でもティファレトだけでもダメなんですね。感情とのつながりが切れると、人生に何の感動もない、人への関心も人間味もなくなってしまうとか…

ティファレトとネッアク(感情)を結ぶのがパス24、このパスに「魚」というヘブライ語があてられてるわけが、今回初めてわかりました!(個人的感動ポイント)

生きる意欲もないけど、それが何か?そんな「ティファレトの病」を象徴する人物が登場する小説もあげていただきました。

例えばカミュ「異邦人

主人公ムルソーの有名なセリフは「太陽のせい」。ティファレト=太陽で、もしかしてそういう含みありなの?(まさかね)。

昔に買った本が残ってたからもう一回読んでみるかな(今「ペスト」はバカ売れみたいですね)

続いてパス23へ。ここは思考の側で、とにかく考え続けろってことですが、対比として思考停止してる人のパターンをあげていただきました。

  • 絶対正しいものがある(はず)
  • 決まってるんだから考える必要ない
  • 他の意見は聞かない
  • 変わっていく現実を無視

「絶対の正解を見つけてからやろう」としてたら、一生動けないですよね。何が正解かはわからないけど、何かするためには決めなきゃいけない。そのために考える。ということ。

だから現実世界の状況が変わったら、考えも変わって当然、状況に合わせて変わり続けるのがいいわけですな(このパスにある水星がイキイキした状態)。こだわって固まるんじゃなく、流れる水のように柔軟に進むイメージ。

この日最後に説明されたのはパス22。

対応するタロットは「正義」ですが、正義の刃が暴走するのに出くわしたことはないですか?普通に話してただけなのに、なぜか上からの説教口調で「わかってないなぁ」「だめなところを教えてあげる」「○○したほうがいい」といわれるような。

内心「はぁ?」と感じても、逆襲してやりこめては同じ穴の狢です。関わらないで済むならいいですけど、合わない人とでも一緒にやっていかなきゃいけないときにどうするか?

で出てきたのが「合意」という言葉。そうか、それなら

トート・タロットが「正義」から「調整」という名に変えたのも納得です。

4回目に続きます

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