レポ★カバラの「生命の木」のセフィラーとパスの意味2回目2020/3/15札幌

一日目はこちら

二日目は3時間、占星術で使う天体と生命の木のセフィラーの関係から始まりました。

皆さんはどちらでしょう?「そもそも天の星と人間の思考や感情がなんで結びつくの?」と疑問を持つのか、「そういう設定なんだったら、そうなんでしょ」とまるっと受け入れるのか。

思考が強いか、直感・感情が強いかで、ものごとの受け止め方が違ってくるのでしょうが、大事なのは両方合わせ持つこと。片方だけでは本当の思いやりを持てないという話でした。

伊泉龍一先生の翻訳本シークレット・オブ・ザ・タロットより

一日目は生命の木を横に分けて見ていきましたが(4階建ての建物のように)、二日目は縦割りもみていきました。

縦に分けると、3-5-8と2-4-7、その間に1-6-9-10がある3本の柱になってます。対立するものを両側において、両方のバランスを取るのが大切だと教えてくれる形。

下から上への解説だと、対立するセフィラーを結ぶ初めてのパスが27。ホドとネッアクをつないでいます。自分の感情に向き合わないでホドに逃げるとどうなるかを、精神分析家フロイトの「抑圧」という考え方から説明していただきました。

気持ちを無理やり抑え込んだり、なかったことにしたりすると、思わぬ形で現実世界に表れてくるよということ(フロイトの症例みたいな病的なものではないにしても)。

偽りの感情で生きてると、周りの人にも無理させたり、「本当の私」幻想をもってしまうのかなとも思いました。

パス28では、ユングの「投影」のお話も。ある人を見るとき、ありのままのその人じゃなくて自分の思いを投げかけちゃってるかも(恋愛だと思い当たりやすい?)。誰かに理想をみるんじゃなくて、私自身の生きる意味を見つけられたら夢から覚める…そうありたいです。

そして(まさかの)相田みつお登場!「にんげんだもの」笑いました(フランス現代思想と合わせて相田みつおでしたからね)。でもわかりやすい!

正しさ、絶対、「こうあるべき」を追求してガチガチになってくのも恐ろしい、だけど「にんげんだもの」しょうがないでは、何でもありになってしまう。これもバランスが問われますね。

パス26では「視点」について。いろんな例をあげていただきましたけど、同じものだって、誰もが同じように見てるわけではない、もともと持ってる価値観が違えば違って見えてくる、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、

ここでも一つの視点を「絶対」にしたらおかしくなります。他を見下さず、ムダに争うでもなく「慇懃無礼に無視すればいい」策はいいなと思いました。

ということで、二日間でパス32〜26まで進みました。対応するタロットだと

この辺でしたけれども、タロットの絵は「上から下へ」の説明のほうが合うということでしたので、逆向きの生命の木講座か、ウェイト版と生命の木講座もできるといいですね(いつか)

次回は4/4(土)と4/5(日)です。

カバラの「生命の木」のセフィラーとパスの意味(全4回の3回目、4回目)

会場で受講か、後日オンライン受講か、お好きなほうをお選びいただけます。3月2日分の動画はすでにご覧いただける状態です。4月分は4月中旬にアップ予定。

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