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タロットと占星術 ―その関係性から占い方まで (全1回)

伊泉龍一先生

2017/9/11に名古屋で開催

◆講座案内

19世紀末から20世紀にかけてタロットは、占星術の概念を積極的に取り入れることで発展してきました。今回の講座では、タロットと占星術の間の関連について、一回に凝縮してわかりやすく解説していきます。

タロットを少し学んだことがある人であれば、「皇帝」のカードは「牡羊座」と対応し、「女帝」のカードは「金星」と対応するといったことを見たことがある方もいらっしゃると思います。そういった関連は、何に由来し、どういう意味を持ってるのかについても、その関連が生まれた歴史的な背景を交えながら解説していきます。さらに占星術との関連を基にした「ディグニティ」と呼ばれるルールを使用する伝統的なタロット・リーディングを行う具体的な方法についても紹介します。

タロット・リーディングの幅を広げてみたい方は、ぜひご参加ください。占星術の知識がない方でも参加できます。

◆レポート

この講座はある程度タロットを知っている方を対象に、タロットの知識を深めるものでした。初心者向きといわれるウェイト版タロットは、実は大変奥深く、複雑なカバラ・生命の木・占星術が組み入れられています。その辺のところは、ふつうの本ではちゃんと解説されていないし、ほかでは聞けない講座内容だったかと思います。どれがどのように対応してて、カードの意味とどう関係してくるかというところを、順序だてて教えていただきました。生命の木だけでも12時間くらいの講座になりますし、タロットも占星術ももっと時間がかかるものですから、今回はダイジェスト版ではありますが、近代のタロットの成り立ちと背景がわかったんじゃないでしょうか。

今までにタロット、占星術、生命の木を勉強してこられた方は、それぞれのパーツがひとつながりになったかもしれません。どれもつながっているので、タロットしか使わない方でも、占星術を知ってたほうがなおいいですよね。今日はじめて来てくださった皆さまも、また次の興味につながっているかもしれないですね。

レポートBlogタロットと占星術2017/9/11名古屋

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