5/8は「教皇/司祭」伊泉先生のタロット講座(ウェイト版&トート・タロット&マルセイユ版の絵を比較)

毎回1カードずつ、3種のタロットをみていく講座、「ウェイト版」と「トート・タロット」と「マルセイユ版」の絵を比較しながら学ぶカードの意味、どの回も1回だけのお申込みも承ってます(リアルタイムでなくてもアーカイブでもご受講いただけます)

次回5/8、6回目は「教皇/司祭」です。

ここまで愚者から皇帝まで5枚みてきまして、トート・タロットの作者クロウリーがかわいく思えてきました。ウェイトへの対抗心とか、完璧に作り上げてないとことか、どこか面白みが感じられて(トート・タロットに特別な思いがある方には失礼な物言いになってたらごめんなさい、魅力がある人だなぁと思ってるのです)

前回聞いたところでは、次のカード「司祭」のテキストはクロウリーがいきいき書いてるようですよ。キリスト教の偉い人を崇めるほうではなくて、その反対のほうで。

『法の書』の訳者あとがきでこういう言葉や詩が紹介されていました。

キリスト教を初めとする同類の宗教は死を崇拝し、苦しみを讃美し、屍体を神聖化する(『神々の春秋分点』第八章)

『法の書』p.293.

生きることを肯定してたから、ですかね。苦しみに耐えて死後に天国に行くのを目指すんじゃなくて。

〈魔術〉は〈ライブ〉。〈生きる意志〉は
至高の〈肯定〉だ。
〈生〉に及び腰になる者どもは
〈地上〉にいる価値も〈天国〉に行く価値もない
永遠の〈然りイエス〉を肯定せよ!

『法の書』p.290.

マルセイユ版はキリスト教の偉い人「教皇」、ウェイトはタイトルを変えてますね。キリスト教に限定されない「司祭」へ。絵は似て見えますが、このカードもウェイト版にはマルセイユ版にないものが描かれてます。生命の木との関係で。

「教皇/司祭」は5/8です。お楽しみに〜

伊泉龍一先生のタロット講座「ウェイト版」と「トート・タロット」と「マルセイユ版」の絵を比較しながら学ぶカードの意味

「ウェイト版」と「トート・タロット」と「マルセイユ版」の絵を比較しながら学ぶカードの意味

講師:伊泉龍一先生

Zoom開催スケジュール

次回5/8(水)20時〜21時(1時間)

受講料1回¥3,300(Zoomでも録画でも同額)

詳細・お申し込みはこちらから
https://thelema-s.com/online240221.html

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