蟹座1回目の後半は、「子どもと母親との葛藤」に焦点を当てた精神分析家メラニー・クラインの紹介がありました。
ルーラーに「月」をもつ蟹座、テキストの続きも母性、母子関係が語られます。
ギリシャ神話で母子の話といえば・・・そうあの母娘!
この神話で学ぶシリーズの小惑星ケレス回(1回目・2回目)、冥王星回(2回目)でもみてきたデメテル&コレー(ペルセフォネ)がまたまた登場でございます。
この母子を描いた《ペルセフォネの帰還》という下の絵、
冥王ハデスの地下世界から、地上で待つ母のもとにペルセフォネを連れてきてるのはヘルメス(=古代オリンポスの蟹座のルーラー)なのもおもしろい。
母権制、女神崇拝の側から見たら、蟹座の神話は意味が変わりますね。
ヒュドラ(蛇)は偉大なる女神の姿、それを倒しにきたへラクレスは英雄どころか、平和で豊かな母権制社会をつぶしにきた家父長制・男性中心主義の象徴ってことになる。神々の女王ヘラ様が送り込んだ大蟹もふみつぶされて…
蟹座2回目、Zoomでは7/15(金)夜8時から。
ご参加の方にはこの本の蟹座部分をPDFでお配りします。
神話で読み解く占星術の12星座の物語「かに座」
講師:伊泉龍一先生
蟹座:7/1,7/15
20時〜21時(1回1時間)
受講料1回¥3,000
ご予定が合わない方は、あとから録画でも受けていただけます。
お申込みはこちらから↓
https://thelema-s.com/online220408.html
終わった回(牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座1回目)も録画受講していただけます。
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