「今回の講座は、生命の木のイントロダクションに最適」だそうですよ。生命の木はじめての方でも入りやすかったと思いますが、皆さまいかがでしたでしょうか?
生命の木と占星術は昔々から結びついてたということ(タロットはまだ100年くらい)。占星術というよりも、天文学も含めた古代の宇宙観がカバラに入ってるわけですね(前にもちょっと書きました「占星術と生命の木」)
惑星とセフィラーが対応しているんだけれども
昔々からの惑星の並び順(地球→月→水星→金星→火星→太陽→木星→土星)は一直線だけど、生命の木だと、いちばん下の10からギザギザに上っていくのが特徴ですね。
各セフィラーは、それぞれほかのセフィラーとパス(道)で結ばれていて、つながってる惑星同士は影響を与え合っている(水星から月へ、月から地球へなど)、生命の木はその流れも見える図なのでした。
おもしろくないですか?!
また「私という人間がどこから来て、この世にどう現れたのか?」これもカバラ/生命の木と占星術に共通点があり、占星術だとホロスコープとして表されると。
そして惑星と対応する各セフィラーの解説に入りました。
生命の木は、対立するもの(例えば思考と感情)をあえて両側に置いているんですね。これは心理的葛藤を表す配置でもあり、横並び=バランスを表してるというのも視覚的にもわかります。
そして生命の木は、心の中の状態、欲望を見つめていくもの。この図に心を重ねてみると、どこにからまってるのか、どこのバランスが崩れているのか、考えられるといいます。
人の相談を受けるにも使っていきたいものですが、いかんせん凡人はヴェールの下で生きてるわけで。心の段階をあがっていく難しさ。
天上のヴィーナス、地上のヴィーナスの話もありましたが、基本的に自己中心的な人間が、愛を与える存在になるのは理想ですね。
「最終的には自分の生命の木を作らなければいけない」というのも。こんな私だけど、自分の持ってるものを活かして、ほかの誰でもない私だけの物語を生きないとなぁ。
ひとまずヴェールの上、6ティファレト「太陽」を目指していきたいもの。
ご参加の皆さまにはありがとうございました。
皆さまからうれしいご感想をいただき、開催できてよかったです。また今回のセフィラーに続いて、パスのほうも聴きたいと熱いリクエストもいただき、ありがとうございます。
来年春、また札幌に伺います!3/14(土)15(日)4/4(土)5(日)の4日間でパスの解説講座が決まりました。よかったらご予定くださいね。
生命の木講座にもバージョンがあります。今回のは占星術からみていくものだったので「タロットやってないけど」という方もたくさんご参加いただきました。今度の春はタロット寄りの解説になりますが、先生もおっしゃっていたように、タロットを知らない方でもタロットに興味が持てると思います。
途中、惑星が出てくるということから手相の話にもなって、皆さん手を眺める!ざわめきましたね☆
伊泉先生の手相の本、こちら↑
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