タロット集中講座―大アルカナ編2回目2019/11/11名古屋

2回目は

  • 大アルカナだけでの占い方
  • カード解説―隠者、恋人、女帝、女教皇、力

最初に、大アルカナ22枚を使う占い方を教わりました。カードのカウントの仕方、並べ方、そして心構え。先入観を捨て、カード「で」解釈する(カード「を」解釈するんではなく)のが大事と。

グループになって実際にカードを展開しました。まだ習ってない「節制」が出たグループは「どういう意味?」気になったと思いますが、これからのお楽しみになさってください。

今回のは大アルカナの一枚だけで占う「タロット・ミニマリスト」な占い方。カードを何枚も開かなくても、一枚でばしっと占えるんですよね(各カードの世界観をしっかり話せれば)

この先、小アルカナまで勉強されると、状況なども追加で見ていけます。今回は( )で「ここは小アルカナを置く場所」も教えていただきました。年明けに小アルカナとリーディングの講座をしますので、よろしければまたご予定ください(日程はこのページのいちばん下に載せます)

そしてカードの説明へ

隠者

「隠者」のカードは、いちばん時間をかけて説明されましたね(時間をかけたほうがいいカードだけに?)

何がいいかわからない→さまよう→自分探しの旅

「正義」のように天秤にのせて考えたら答えがでるときばかりじゃない。世間や人のアドバイスにのるんでもなく、時間がかかっても自分で見つけなきゃならないのが「隠者」。「マジシャン」みたいに「すぐやれ」ではない。

ほかのカードと比べてみると、違いがはっきりしてきませんか?

大アルカナは22通りのアプローチの仕方を教えてくれるもの。個人的には「隠者」は私っぽいなーと思って聴いてました。皆さんもシンパシー感じるカード、逆に自分にはないなっていうカードあるかと思いますが、いかがでしょう?

続く、「恋人たち」「女帝」も時間をかけるのが大事なカード。

愛の神が放つのは、金の矢なのか、鉛の矢なのか?自分では選べないけど、刺さる(心が決まる)まで待つのが必要なときもある。

女帝

卵が孵るのを不自然に早めようと、がんがん熱くしたらゆで卵になっちゃう。すぐに孵らなくたって自然に育つのを待つのが母の愛。温めつづけよう!な「女帝」

ちょっと戻って「女教皇」

「その不気味さに気づかないのは感性が死んでいる」という話が心に残りました。魂を売れば、言い訳はいくらでもできるもの。そんなふうになりたくない、と思えるうちは、まだ一線を越えずにいるのかも。

ラスト「力」

猛獣ライオンを素手でやっつけられるのか?「そんなん無理」とあきらめる?「可能性バカ」になって戦う?不可能もあるのが人生、そんなときに思い出さなきゃいけないカードですね。

途中、占いフリークの人への対応の仕方もお話ありました。それこそ「力」のカードのように「どうしたって通じない」人もいるそうです。人の話を一切聞かないとか。

でもそこで市場の原理に負けてしまったら「女教皇」のラインを踏み越えるようなものかもしれないですね。

復習には伊泉先生のこちらのご本もどうぞ

次11/25は「節制」から。

マルセイユ・タロット大アルカナ集中講座(全4回)

3回目:11/25(月)、4回目:12/9(月)
時間:12:30〜4:30(4時間)
講師:伊泉龍一先生
会場:名古屋栄
受講料:1回¥12500(前払い)当日現金払いは1回¥13000

1回目(10/7):奇術師、皇帝、戦車、正義、教皇。1回目のレポート
2回目(11/11):隠者、恋人、女帝、女教皇、力

これから解説されるのは、吊るされた男、死、節制、悪魔、塔、星、月、太陽、審判、世界、運命の輪、愚者(順不同)あと12枚です。

3回目からのご参加もご相談ください。

★大アルカナが終わったら、小アルカナ編&リーディング編に続きます。日程は下記です。

1/20(月)2/17(月)3/16(月)

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