タロット集中講座大アルカナ編3回目2019/5/18

4/20の1回目、4/21の2回目につづき、3回目です。

「1ヶ月たって忘れてないですか?『未来は決まってない』ですよ」「ついつい『質問に答えようとする』占いに戻っていくからね」

そんなお話から始まりました。

そして大アルカナを、4月に教わった順に並べます。(講座を受けてない方はリーディング・ザ・タロット第Ⅶ章:大アルカナの構造を学ぶをご参照ください)。

縦3枚☓横6枚、枠外4枚。グリッドでみることによって、それぞれの縦列、横列に共通のテーマが見えてきます。

今回は「恋人たち」のカードからでしたが、「恋人たち」を含む縦列3枚の共通点は「今すぐじゃない」。横の列でみると「心」。

頭でわかっていてもできないことがある、「心の力を見くびっちゃいけない」(←個人的にはこの言葉が妙に刺さるタイミングでした)

で、列による共通点もあるけど、そのカードならではの視点がありますよね、もちろん。同じ出来事に直面したとしても、対処の仕方がそれぞれで「皇帝」ならこう、「教皇」ならこう、「正義」なら…

前後のカードと比べながら解説していただくから、他のカードとの違いがはっきりしたんじゃないでしょうか。

「隠者」に続き、「力」「節制」「星」と、番号でいう後半のカードに入っていきました。

後半のカードは「思いどおりにならない」。初めのほうで聞いたカードのように「自分が頑張ればなんとかなる!」とは対照的ですねー。

「たとえば」ということで、架空の女性の物語が繰り広げられましたが、もうほんと、聞いてて切ない…実例じゃないのに…。こういう人を作らない占いをしなくちゃ!ですよね。

この講座は、占い師さんもたくさん受講していただいてまして、カードの解説をとおして語られる「占いとは」「占い師のあり方とは」が響いたというご感想もいただいてます。実際に占ってる方だからこそ共感できる部分あるのでしょうね。

4回目最終回のレポに続きます。


「恋人たち」では愛の神クピドが矢を構えてる、金の矢が刺さったら好きになってしまう等々、図像については上のご本をどうぞ。


懇親会はお魚もりもり。皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?
生しらす・ホタルイカ・桜えびのさつま揚げ

コメント