モローの気怠いような、夢見るような絵、大好きなんですよねー
しかも!3月に横浜であったタロットの真実講座でもモローの話がちらっと出ましたしね。
(エリファス・レヴィにインスパイアされたジョゼファン・ペラダンがカトリック薔薇十字団を結成→その団の絵画展にモローが出展していた…)
モローは、19世紀後半の象徴主義の画家。象徴主義は「目に見えない」内面(妄想)を描くのが斬新だったんですね。同じころの印象派が「目に見える」外界を描いてたのと対照的です。
物語を独自に解釈して画家の思想や感情を象徴させた
「目に見えない概念を視覚化する」
山田五郎「知識ゼロからの近代絵画入門」p30
これって、ウェイトやクロウリーのタロットと成り立ちが似てません?
モローの場合はファム・ファタル(運命の女)が世紀末のアイコンになったわけですが、タロット風にも見える絵もありました。
たとえばこれとか?
世紀末らしい退廃と幻想の展覧会、私はとても好きでした。
作品の入れ替えがあるみたいだから、大阪展も行こうかな。
2019年7月13日(土)~9月23日(月・祝)
あべのハルカス美術館
そういえば、東京駅でみた夕日
なんとなく月のカードが思い出された…
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