この講座の案内文に ”本講座では、あまり多くを語られることのない「小アルカナ」に徹底的に焦点を当て、語られざる「小アルカナ」の正体を明らかにしていきます。” とあります。
正体?タロット本に書かれてるキーワードを覚え込むより前に知っておきたい大事な前提のお話でした。
小アルカナが生まれたのは600年も昔。元々はカードゲームに使われてたのが、300年ほど前から占いにも使われるようになった。
(歴史をもっと知りたい方は伊泉先生のご著書『タロット大全: 歴史から図像まで』第一部第二章「小アルカナのシンボリズム」などもお読みになるとよろしいかと)

伊泉龍一(著)
ゲーム用カードに占い上の意味はなかった、じゃあ今ある小アルカナの占い上の意味って、いったいどこからきたの?
あるとき、占い用に小アルカナの意味を作った人がいたんですね。それしかないから普及した。でも、それがどうも腑に落ちないとか、物足りなく思う人たちが、体系立てた意味を作っていった。
そのひとつがマルセイユ版の小アルカナの読み方。

今回は一例として、5のカードならどういう意味になるかを説明していただきました。
(他の数カードの解説は小アルカナ講座でされています。オンラインだとタロット集中講座―小アルカナ編(マルセイユ版)、数の意味は数秘術講座でも聞けます。本格的に学べて実践に役立つ数秘術)
だけど、この日ご参加の皆さんがお持ちだったウェイト版の小アルカナには、マルセイユ版小アルカナの読み方は使えません。ウェイト版は別の体系に沿ってできているから。
講座後半はウェイト版の小アルカナについて。史上初の具体的な絵柄がある小アルカナ!この絵がどう生まれたのか?元になったシステムの紹介と、そこから生まれたキーワードからこう描かれたとワンドの2を例に解説していただきました。

↑の本も参照していただくといいと思います。
ウェイト氏ばかりが注目されがちですけど、小アルカナは描いた画家パメラの仕事が大きい。元になったシステムにプラスして、彼女の職業上の特性や人間関係が取り入れられてるパメラ・ワールドなのでした。ウェイト=スミス版タロットを使うなら、パメラを知るべし!
パメラの紹介はYouTubeの「ウェイト版タロットを理解する」でもありました。今回の講座と関連する質問コーナーはYouTubeにあげた動画からはカットしてますが、パメラ自身の紹介はあります。未見の方はぜひご覧ください。「ウェイト版タロットを理解する」11回目〜16回目
ウェイト版の作者たちがどう小アルカナを作っていったかを知ると、今広がっている小アルカナの意味は、どうしてそうなるのか不思議になってきます。例としてあげられたペンタクルスの9など、なんとも言えない気持ちになりました。
なお、ウェイト版も、小アルカナ一枚一枚の解説は別の講座がございます。当教室ではリアル講座のアーカイブがありますが、他校さまでオンライン専用講座もあるようです(benedireさん ウェイト版タロットの小アルカナを3回で学ぶ など)
同じタイトルの講座が2025年1月に名古屋でもあります。本州の皆さんはこちらにいらしてね〜
今年の札幌講座は、初めてお会いする方々も多かったです。YouTubeを見て来てくださった方、他のタロット教室のお仲間同士で来てくださった方、ご参加の皆さま、ありがとうございました。
懇親会では、先生とのお話もお楽しみいただけたでしょうか。離れた席の私に聞こえたのはちょっとだけですが、いろんなお話が飛び交ってたようで。タロットの輪が広がってうれしい。


お料理もおいしかったです!個室をとってもらってまして、ライティングとか雰囲気もよく、ゆったりすごせました。
毎回、お店を手配してくれているYさん、いつもありがとう!!






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