可能性を信じる

占星術から学ぶカバラの「生命の木」講座の前回が「木星」のパスで、少々不安があっても可能性を信じているからポジティブでいられる、という話がありました。

ここで疑問。はじめっから「不安なんてない、自分の願望は必ず叶う」と信じ込んでいるのもこのパスなんだろうか?可能性を信じてるといえばそうなんだけど。

下から上がる生命の木では不安をとおってこのパスにいたるので、ふりきったポジティブしかないなら木星のパスとは違うのでは?と思ったのでした。

ネガティブな感情はまったくない、よりも、心配と期待の押し合いへし合いの中で、それでも可能性を信じてみようというほうがリアリティがあるんじゃないか。


半世紀くらい前のこの人たちも可能性を信じてたんだろうなぁ。ハーバード・サイケデリック・クラブ

その一人、ティモシー・リアリーの言葉「脳は十分に活用されていない。通常の意識は、知識の大海のひとしずくでしかない。この意識と知識は系統的に拡張することができる」

サイケデリック・ドラッグを使って、意識拡張の実験をしたのは、人間の可能性を広げようとしたのかなぁと。これまでにない発想で、よりクリエィティブになろう、なんか天王星っぽいような。

10/5発売、伊泉先生の翻訳書ハーバード・サイケデリック・クラブ―ティモシー・リアリー、ラム・ダス、ヒューストン・スミス、アンドルー・ワイルは、いかにして50年代に終止符を打ち、新たな時代を先導したのか?では、意識の拡大の後の彼らのことが書かれてるみたい。

本の案内文を読むと、ヨガ、ベジタリアニズムなど、心と体のホリスティックなケアや東洋神秘主義を西洋に広めた人たちだそうです。カウンターカルチャーやニューエイジ系スピリチュアルに興味があれば、読んでみたくなる本かも。

表紙はルビンの壺みたい?

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