『アイコニック・タロット』出版記念 寓意画・占い・オカルト・アートから解釈するタロットの世界

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【オンライン受講】『アイコニック・タロット』出版記念 寓意画・占い・オカルト・アートから解釈するタロットの世界 | 占いアカデミー(URANAI ACADEMY)
『アイコニック・タロット』出版を記念して、寓意画・占い・オカルト・アートなど様々な視点からタロットの世界を深めていくスペシャル講座! ※こちらのページはZoomを使ったオンライン受講のお申し込みとなります。   タロットの世界――寓意

タロットの歴史500年の総集編のようでした。

ゲームに使われてたカードが、占いに使われだし、カバラ化し、心理学化し、自己啓発にも使われ、思想なしのアート表現にもなってきた21世紀まで。

タロットは見た目の好みがまずあるけれど、バックグラウンドを知ると印象が変わりません?一見ポップなウェイト=スミス版も実はオカルトタロットだし、つたない絵の昔のタロットにも文化の香りがしたり?!

この本『アイコニック・タロット』には56種類のデッキが紹介されていますが

同じタイトルのカードでも、デッキによって表現されてるものが違ってますね。絵も意味も。

秘教のシンボルがもりもり付け加えられた複雑系がおもしろいって方もあるだろうし、絵が語りかけてくるような宗教的神話的なのがいい方もあるだろうし、ページを繰りながら自分の好みに気づいていける本かも。

占いも時代によって変わってきたお話も聞けました。

そりゃそうですよね、昔の貴族と現代の一般人じゃ「結婚」も「恋愛」も別物ですし、近代以前には「個人」もなかったのだから、悩みも占いへのニーズも違ってきますわね。

タロットは、時を経ても変わらず人の心に訴えかけてくる「元型」でありながら、そこから何を受け取らるかは時代に沿って移り変わってくの、おもしろいなと思いました。


占いの変遷や、タロットの歴史は以前にうちでもお話してもらったことがありますが、オンライン化が進んだ今なら、多くの人に聞いていただけるかなーと思ったりしています。ニーズないかな?!

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